メカニズムについて書かない
インターネット上のサービスのお知らせは、たいていの場合、FTPやメールサーバーの使い方などの、情報を取得する方法についての情報のページが付け加えられています。WWWはこうしたものが不要になるよう設計されているのです。
こうした説明をなくして、次のようなリンクを残しておこうという誘惑に駆られることでしょう:
以前はFTP、NFS、メール経由でしか利用できなかった大きなFTPのアーカ イブを、WWWで利用できるようになりました。ここには数多くのパブリッ ク・ドメイン・ソフトウェアと著作権が切れたテキストが納められてい ます。
ウェブは、FTPとかNFSとか−WWWについてすら−知る必要が無い、あるいは知りたいと思わない人々が読者なのです。ですから、次のように書く方が望ましいといえます:
このアーカイブには数多くのパブリック・ドメイン・ソフトウェアと著 作権が切れたテキストが納められています。
話の主題に集中して、仕組みやプロトコルについては語らないほうが、テキストを短くすることができ、人々により読んでもらいやすくすることができます。
ウェブを前提として書く場合でも、リンクは使うものであって、それ自身について語らないでください。たとえば:
これについてもっと知りたい場合は、ホームページにリンクしている チュートリアルを読んでください。
というのは、次のように書いた方が明らかに優れています:
詳しくはチュートリアルをご覧ください。
別のありがちなケースは:
チュートリアルには草刈りについて、草刈り機の砥ぎ方、そして 草刈り機の購入方法についての章があります。
読者を引きずり回さず、目的地に直接ジャンプできるようにしてください!
チュートリアルには草刈りについて、草刈り機の砥ぎ方、そして 草刈り機の購入方法についての章があります。