ハイドン交響曲第1番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第1番 ニ長調 Hob.I-1
作曲時期・場所
1757
楽章構成
  1. Presto
    ニ長調 4/4拍子
  2. Andante
    ト長調 2/4拍子
  3. Presto
    ニ長調 3/8拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

この曲がハイドンの最初の交響曲かどうかは明確には定まらないが、100曲以上に及ぶ作品の出だしにふさわしい、期待感あふれる第1楽章で始まる(最初にいきなりクレシェンドとは珍しいが、マンハイム楽派もしくは当時のウィーンの作曲家に例が見られる)。2/4のアンダンテは陽気な主題ながら短調への転換も見せる。終楽章は明快で簡潔な3/8のプレスト。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月123備考
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-11990-065:076:032:0913:19
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-429-21990-07-24/254:566:242:0413:24

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。