ハイドン交響曲第107番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第107番 変ロ長調 Hob.I-107
作曲時期・場所
1760/61
楽章構成
  1. Allegro
    変ロ長調 3/4拍子
  2. Andante : 変ホ長調 2/4拍子
  3. Allegro molto : 変ロ長調 6/8拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

長い間初期の弦楽四重奏のひとつと考えられてきたが、1950年代のランドン版以来、交響曲の仲間入りした。1楽章はホルンを伴う「ロケット打ち上げ型」の上昇音型の主題で始まる朗らかな音楽。2楽章はゆっくりしたメロディの中に大きな跳躍を含む特徴的な主題が美しく展開していく。終楽章は6/8のアレグロ・モルトで、細かい音型による複雑な主題を軽やかに扱い、忙しく元気よく疾走していく。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月123備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-431-21990-07-24/255:005:413:3214:13
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-102000-065:033:444:1112:58

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。