ハイドン交響曲第13番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第13番 ニ長調 Hob.I-13
作曲時期・場所
1763
楽章構成
  1. Allegro molto
    ニ長調 4/4拍子
  2. Adagio cantabile : ト長調 4/4拍子
  3. Menuet/trio : ニ長調 3/4拍子
  4. Finale, allegro molto : ニ長調 2/4拍子
楽器編成
Fl:1; Ob:2; Hr:4; (Timp); Str
備考
ノート

4本のHrを使った管楽器が、1楽章の冒頭で豊かな和音を奏でる中、忙しい主題が弦楽器で開始される。再現部で4本のHrがユニゾンで分散和音を上昇する部分は印象的。2楽章はソロVcによる美しいアリア。メヌエットでは下降する分散和音動機に基づいた主題が上品な感じで扱われ、トリオではFlが活躍する。フィナーレでは、《ジュピター》を思わせる4つの音の動機が展開し、対位法的な部分と和声的な部分が矢継ぎ早に入れ替わりながら見事なソナタを構成している。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-663-21990-044:527:266:014:2222:41
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-41991-04/053:455:515:133:1718:06

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。