ハイドン交響曲第25番の概要

曲の概要

曲名
交響曲第25番 ハ長調 Hob.I-25
作曲時期
1760/61
楽章構成
  1. Adagio-allegro molto
    ハ長調 4/4-2/4拍子
  2. Menuet/trio : ハ長調 3/4拍子
  3. Presto : ハ長調 2/4拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
ノート

1楽章は1/3に及ぶ長いアダージオの部分とアレグロ・モルトのソナタ部分からなっており、15番と並んで異例の構成を持つ。アレグロはハ長調2/4だが、他のハ長調ほど祝祭的な輝きはない。2楽章はのどかなギャラント風メヌエットで、トリオでは弦のピチカートに乗ってObとHrが交互に活躍する。2/4プレストの終楽章では、ジュピター型ともいえる4つの音の主題から構築されていくが、短い模倣以上の凝った対位法書式は見られない。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月123備考
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-71990-097:213:162:5713:34
Christopher HogwoodAAML'Oiseau-Lyre 436-594-21991-06-18/266:573:443:0213:43

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。