ハイドン交響曲第28番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第28番 イ長調 Hob.I-28
作曲時期・場所
1765末
楽章構成
  1. Allegro di molto
    イ長調 3/4拍子
  2. Poco adagio : ニ長調 2/4拍子
  3. Menuet/trio, allegro molto : イ長調 3/4拍子
  4. Presto assai : イ長調 6/8拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

1楽章はちょっと聞くと6/8かと思うようなトリッキーなリズムの3/4拍子で、様々な跳躍を含んだ個性的な主題が踊る。2楽章は弱音器付きのVnを含む弦楽器だけで、レガートなモチーフとスタカート付きの付点のモチーフが組み合わされた、静かながら動きの感じられる音楽。メヌエットでは、弦楽器が押さえた弦と開放弦とを8分音符で交互に弾く主題の響きが面白い。フィナーレは1楽章とよく似たタイプのリズムで主題が構成されるが、こちらは6/8プレスト。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 430-084-21988-11/1989-045:0711:312:442:3121:53
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-72000-066:026:142:253:0417:45

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。