ハイドン交響曲第40番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第40番 ヘ長調 Hob.I-40
作曲時期・場所
1763
楽章構成
  1. Allegro
    ヘ長調 3/4拍子
  2. Andante piu tosto allegretto : 変ロ長調 2/4拍子
  3. Menuet/trio : ヘ長調 3/4拍子
  4. Finale:fuga, allegro : ヘ長調 2/2拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

自筆譜に使用された五線紙や様式の違いから、この曲は本来別々に成立した楽章を組み合わせたのではないかと考えられている。1楽章は穏やかな主題を安定した手法で展開するソナタ、2楽章は「センプレ・スタカート・エ・ピアノ」と記された音型が、弦楽器で軽やかに歌われる。3楽章はHrとObがコンチェルト風に扱われるトリオを持つ、落ち着いたメヌエット。終楽章はハイドンの交響曲の中で唯一の正式なフーガ

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-1119914:465:014:273:0317:17
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-664-21991-036:216:534:462:3520:35

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。