ハイドン交響曲第65番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第65番 イ長調 Hob.I-65
作曲時期・場所
1769
楽章構成
  1. Vivace e con spirito
    イ長調 4/4拍子
  2. Andante : ニ長調 3/8拍子
  3. Menuet/trio : イ長調 3/4拍子
  4. Finale, presto : イ長調 12/8拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

1楽章冒頭で3つの打撃和音を並べたあと、歌う主題と躍動する主題が示され、休止やずれでしばしばフェイントをかけながら展開していく。2楽章はVnのチャーミングな主題とOb,Hrのファンファーレ動機に始まり、静かながら機知に満ちた音楽。メヌエットでは、3拍子の中に4拍子が含まれるようなリズムが、トリオでも装飾音とヘミオラが、とても風変わりな雰囲気を現出している。フィナーレはHrのファンファーレとそれに答えるVnの動機で始まり、この要素が休符を効果的にはさみながら発展していく。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 433-015-21990-046:578:183:554:2923:39
Bruno WeilTafelmusikSONY SK539851993-03-27/04-034:475:382:403:5917:04
Frans BrüggenO. of 18th CenturyPhilips 462-122-21996-025:196:322:473:1817:56
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-1919975:035:532:513:1417:01

※録音年月順 (4 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。