モーツァルト交響曲第25番の概要(a.k.a.モーツアルト)

曲の概要

曲名
交響曲第25番 ト短調 K.183
作曲時期・場所
1773-10-05 ザルツブルク
楽章構成
  1. Allegro con brio
    ト短調 4/4拍子
  2. Andante
    変ホ長調 2/4拍子
  3. Menuetto/Trio
    ト短調 3/4拍子
  4. Allegro
    ト短調 2/2拍子
楽器編成
Ob:2; Fg:2; Hr:4; Str(Va:2)
ノート

ト短調という調性、4本のHr、ユニゾンのシンコペーションで始まる冒頭の緊迫感など、あらゆる点でこの時期の交響曲から突出する傑作。密やかな呼びかけと応答の2楽章は、アウフタクトや頭を欠くバスによって、拍子の感覚が宙づりになる。メヌエットは1楽章冒頭とも呼応する厳粛な雰囲気。終楽章はピアノのユニゾンで始まり、1楽章とは異なり8分音符中心に付点などのリズムを組み合わせ、1音1音のエネルギーがより強く迫ってくる。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Bruno WalterColumbia s.o.SONY SMM50231121954-12-104:424:263:404:1217:00
Christopher HogwoodAAML'Oiseau-Lyre 417-842-21978/8510:445:584:147:1128:07
Charles MackerrasPrague Chamber o.Telarc CD-80300-F1987-07-01/0710:144:363:477:2726:04
Trevor PinnockThe English ConcertArchiv 471-673-2199410:136:504:086:2527:36
Jaap ter LindenMAABrilliant 99715-1200211:106:083:227:1827:58
Roger NorringtonSWR StuttgartHänssler 93-2112006-09-0510:205:023:526:3025:44

※録音年月順 (6 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。