モーツァルト交響曲第28番の概要と演奏(a.k.a.モーツアルト)

曲の概要

曲名
交響曲第28番 ハ長調 K.200
作曲時期・場所
1774-11-17? ザルツブルク
楽章構成
  1. Allegro spiritoso
    ハ長調 3/4拍子
  2. Andante grazioso
    ヘ長調 2/4拍子
  3. Menuetto(allegretto)/Trio
    ハ長調 3/4拍子
  4. Presto
    ハ長調 2/2拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Tp:2; Timp; Str
備考
ノート

あまり目立たないながら、K183,K201に次ぐ規模を持つ充実した作品。1楽章ではファンファーレ風の和音の強打と細かい動き、そして伸びやかな旋律といった要素が交互にうまく組み合わされる。終楽章は「パリ交響曲」を思わせる開始で、第2バイオリンが延々と細かい音型の伴奏を続けるのが大変そう。Timpは新全集の楽譜には含まれないが、本人の手によるパート譜から復元されている。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Bruno WalterColumbia s.o.SONY SMM50231121954-12-033:536:143:353:5517:37
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 417-844-21978/857:197:534:445:4025:36
Charles MackerrasPrague Chamber o.Telarc CD-80300-G1987-07-01/076:465:343:345:3121:25
Nikolaus HarnoncourtRoyal Concertgebouw o.Teldec 4509-91189-21988-01/027:117:152:574:5622:19
Trevor PinnockThe English ConcertArchiv 471-674-219947:278:304:245:2425:45
Jaap ter LindenMAA*Brilliant 9973052001-08/127:237:444:185:2424:49
Roger NorringtonSWR StuttgartHänssler 93-2162006-09-147:386:303:295:0922:46

※録音年月順 (7 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。