ハイドン交響曲第58番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第58番 ヘ長調 Hob.I-58
作曲時期・場所
1767末
楽章構成
  1. Allegro
    ヘ長調 3/4拍子
  2. Andante : 変ロ長調 2/4拍子
  3. Menuet alla zoppa/trio : ヘ長調 3/4拍子
  4. Finale, presto : ヘ長調 3/8拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

1楽章の主題はゆったりしたカンタービレで始まり、次第に三連符が占める割合が増して力が高まっていく。2楽章は静かなアンダンテだが、ここでも三連符音型が重要な役割を占める。3楽章では付点リズムによるメヌエット主部と、4分音符を静かに奏でるトリオが対照的。終楽章は旋律がオフビートのモチーフを主体に構成され、細かい音符と交錯したり強弱を忙しく入れ替えたりして、面白い効果を生んでいる。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 433-014-21990-046:328:042:503:4421:10
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-1719964:405:542:303:3616:40
Frans BrüggenO. of 18th CenturyPhilips 462-119-21996-124:395:062:293:4315:57

※録音年月順 (3 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。