ハイドン交響曲第7番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第7番 ハ長調 "昼" Hob.I-7
作曲時期・場所
1761
楽章構成
  1. Adagio-allegro
    ハ長調 4/4-3/4拍子
  2. Recitativo: adagio
    ト長調 4/4拍子
  3. Menuet/trio
    ハ長調 3/4拍子
  4. Finale, allegro
    ハ長調 2/4拍子
楽器編成
Fl:1; Ob:2; Fg:1; Hr:2; Str
備考
第2楽章はFl:2
ノート

第1楽章はバロック風の序奏に始まり、トレモロを主体とした第1主題とソロVcで示される協奏曲向きという感じの第2主題を展開するソナタ。2楽章はハ短調のレチタティーヴォとト長調のアダージオから成り、ソロVn、2本になるFlを始めソロ楽器が中心的役割を果たす(レチタティーヴォとアダージオを2つの楽章と見なすこともある)。3楽章はコントラバス協奏曲ともいえるトリオに注目。フィナーレはソロ楽器のコンチェルティーノと全合奏の対比を生かした躍動感あふれるソナタ。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Neville MarrinerASMF*Philips 411-441-21980-125:219:383:552:5621:50
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-21989-047:429:593:384:0025:19
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-662-21990-107:488:464:323:5625:02

※録音年月順 (3 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。