rdf:type | <https://jpsearch.go.jp/term/type/博物資料> |
rdfs:label | "北海道志海苔中世遺構出土銭" |
schema:name 3 | "Coins excavated from medieval remains in the Shinori area of Hokkaido" @en |
schema:name | "北海道志海苔中世遺構出土銭" @ja |
schema:name | "ほっかいどうしのりちゅうせいいこうしゅつどせん" @ja-kana |
ns0:accessInfo | #accessinfo |
ns0:sourceInfo | #sourceinfo |
schema:description 2 | "この出土銭は、1968(昭和43)年7月、函館市志海苔町(しのりちょう)の漁港付近で行われた国道拡幅工事の際に発見された、大甕(おおがめ)3個に詰められた大量の埋蔵古銭である。出土した3個の大甕と古銭を合わせた総重量は約1.6トン、出土銭の総数は38万7,514枚を数え、年代の上限の銭は前漢代の四銖半両(よんしゅはんりょう)(紀元前175年初鋳)、下限の銭は明代初期の洪武通宝(1368年初鋳)であることから、約1,500年にわたる古銭で構成されている。出土銭の大半は渡来銭であり、そのうち北宋銭が最多で全体の約9割近くを占める。また、和銅開珎(わどうかいちん)などの日本製の皇朝銭(こうちょうせん)も8種類15枚含まれている。古銭が入れられた3個の大甕のうち、2個は福井県の越前古窯(こよう)の甕、1個は石川県能登半島の珠洲窯(すずよう)産の甕で、14世紀後半から末頃に埋設されたと推定される。この大量の古銭は、日本海を交易ルートとした特産物取引による収益としての備蓄銭説や神仏に捧げたり、祭祀を行う目的の埋納銭説があるが、いずれも定説とはなっていない。このような10万枚を超える埋蔵古銭の出土例は、全国で7例ほどあるが、その中でも志海苔出土銭は最大のものとなっている。中世社会において貨幣流通経済が定着しつつあるという時代背景の中で、日本海海運文化の様子を物語る数少ない貴重な歴史資料であり、2003(平成15)年、国の重要文化財に指定された。...(more)" |
schema:description | "These coins were found in 1968 during civil engineering work on the national highway in today’s Shinori-cho area of Hakodate City. About 380,000 coins were contained in three large earthenware pots, the majority of them Chinese coins. The pots were made in Ishikawa and Fukui prefectures....(more)" |
schema:image | <https://hdm-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/2629/conversions/1639001937-thumbnail.jpg> |