rdf:type | <https://jpsearch.go.jp/term/type/考古> |
rdfs:label | "戸井貝塚出土品" |
schema:name 3 | "Archaeological finds unearthed from the Toi Shell Mound" @en |
schema:name | "といかいづかしゅつどひん" @ja-kana |
schema:name | "戸井貝塚出土品" @ja |
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schema:description 2 | "The Toi Shell Mound, located in the Hama-cho area of Hakodate City, dates from the early Late Jomon period. It has yielded numerous bone and antler objects as well as artifacts made of shells, including ornaments made of shells from southern seas....(more)" |
schema:description | "約4,000 年前頃の縄文時代後期初頭の岩礁性貝塚である戸井貝塚から出土した骨角器を中心とする出土品である。(内訳は、骨角器251点、貝製品40点、土器19点、剥片石器129点、礫石器44点、土製品3点、石製品28点)戸井貝塚は、函館市浜町の津軽海峡に面した標高4mから7mの緩やかな段丘の端に位置し、厚さ1mにおよぶムラサキインコ・タマキビ・クボガイ等からなる貝層が存在することが最大の特徴となっている。1989(平成元)年から1994(平成6)年に実施された発掘調査では、その中に含まれて多くの骨角器や貝製品が出土した。また、その他にも獣骨の集中区があるなど、特筆される内容を有する函館市の縄文時代を代表する貝塚である。出土した骨角器には、主にエゾシカ角製の大小の精巧な釣り針・銛先等や、クジラ骨製の青竜刀形骨器・骨刀・剣形骨器などの他、エゾシカの角根部から作られた人形の角偶(かくぐう)がある。大きさ約5cm の手足の指先まで刻まれた精巧な製品である。土製品には、漁労活動や海上交通に関係すると考えられる舟形土製品がある。長さ10.3cm、幅3.5cm、高さ3.0cm のミニチュア製品である。また貝製品としては、本州産のベンケイガイを加工した腕輪や、イモガイやタカラガイなど南方の貝を利用した装飾品がある。その他、同遺跡の時期を特定する土器や石器、また縄文時代後期初頭頃に多くみられる青竜刀形石器も多数出土している。津軽海峡に面した縄文時代後期初頭の貝塚出土品としては最大級の規模と豊富な内容を有し、漁労を生業とした当時の生活や採集技術、縄文時代の貝塚文化を解明する上で極めて貴重な資料である。2019(令和元)年、函館市有形文化財に指定されている。...(more)" |
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