丁字頭勾玉 - Japan Search model RDF

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丁字頭勾玉
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丁字頭勾玉

description of https://jpsearch.go.jp/data/hdm-85
rdf:type<https://jpsearch.go.jp/term/type/考古>
rdfs:label"丁字頭勾玉"
schema:name 3"Magatama (Comma-shaped beads)" @en
schema:name"ちょうじがしらまがたま" @ja-kana
schema:name"丁字頭勾玉" @ja
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schema:description 2"This comma-shaped bead with three engraved patterns on its head was used as a burial good and was excavated from the Aonae Site together with iron swords, glass beads, crystal beads, and other artifacts. This comma-shaped bead is one of the largest in northern Japan and ranks among the top five finest such artifacts....(more)"
schema:description" 丁字頭勾玉は、青苗遺跡の発掘調査で発見されました。(1976年)遺跡の東側にある海岸砂丘に石で囲われた墓が出土し、その副葬品として鉄剣・ガラス玉・水晶玉などとともに勾玉が発見されました。勾玉は被葬者(お墓に葬られた人)の胸のあたりに置かれていました。 青苗遺跡は奥尻島で最大の遺跡で、縄文時代早期(約8000年前)までの遺構・遺物が見つかっています。蛍光X線元素分析法により勾玉を鑑定した結果、糸魚川(新潟県)で産出される原石(ヒスイ)を用いていることが判明しました。さらに、この勾玉を分析した木下尚子さん(熊本大学教授)は、弥生時代の西日本に由来する可能性のある一級品である、という考えを示しています。島の丁字頭勾玉は古墳時代(3~6世紀)に近畿地方で加工され、古墳時代後期(6世紀)以降に奥尻島にもたらされたと考えます。 勾玉の研究家である大賀克彦さん(奈良女子大学特任講師)は、勾玉と一緒に副葬されていたガラス玉や水晶玉などの分析から、勾玉自体は古墳時代前期(3世紀後半~4世紀半ば頃)に造られたものの、島に埋葬された時期は8世紀代に下るだろうと述べています。これら玉類の入手先は近畿地方の都周辺に限られることから、7世紀後半以降おこなわれるようになったオホーツク文化人の朝貢や、727年に開始された渤海使の案内人として都に赴いた人物のなかに、島の住人がふくまれていた可能性があると述べています。 勾玉の頭部にある三本の刻み文様は丁字頭と呼ばれるもので、この文様を施された勾玉は北日本(北海道・東北地方)では奥尻島でしか見つかっていません(2013年3月時点)。大きさは北日本最大級で著名な考古学者・森浩一さんは五指に入る優品と評価しました。...(more)"
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11 triples ()
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