簡単に作る電子テキスト
いろいろ書きためた文章はあるけれど、「電子テキスト」とか「HTML」と言われると何かとても難しいことのように感じてしまい、作品を発表しそびれてはいませんか? そんな心配は要りません。専門的な知識などなくても、電子テキストを作成して作品を発表することは十分できます。HTMLについては簡単なHTMLの説明に目を通すだけでもおつりが来るほどです。
HTML化の作業の流れ
電子テキストの提供方法はHTMLの他にもPDF、エキスパンドブックやSETEXTなどの方法もありますが、ここではまず既存のテキスト(ワープロ)文書をHTMLにする方法について説明します。
専用ワープロ(OASYS、文豪、書院など)やパソコンのワープロソフトで文章を書いてきたとして、その作品をHTMLとしてインターネットで提供するまでの流れを概観します。使用するソフトによって順序が違ったり、工程が増えたり減ったりすることもあるでしょうが、おおむねこういう感じです。
- 原稿をパソコンの「テキストファイル」に変換
- 見出しなどの要素にタグを加える
- 文章を適当なサイズのファイルに分割してまとめる
- テンプレートを使って必要な形式を整える
- その他の要素を加え、完成させる
- ブラウザで確認し、ファイルをサーバーに送り込む
それぞれのステップについて説明します。わかりにくいところがあれば、飛ばして読んで下さい。概要を把握し、HTML化はそれほど難しいことではないと理解して頂ければ十分です。