マッキントッシュによる小さなLANの構築
MacFan誌に96年11月15日号から掲載していた、マッキントッシュのビジネスでの活用とネットワークに関する解説の原稿です。本文には(図1)などの参照文が残っていますが、ここでは図版無しで掲載します。
- LANの構築(1996-11-15/1997-01-030)
- イントラネットの構築(1997-02-01/04-01)
- ネットワークのいろいろ(1997-04-15/1998-04-01)
- スモールオフィスのマッキントッシュ導入体験記(1998-04-15/07-01)
- ネットワークのいろいろ II(1998-07-15〜98夏頃)
マッキントッシュによるLANの構築
- 第1回:マッキントッシュ・ネットワーク
複数のコンピュータがネットワークでつながれるとその力は飛躍的に増大します。いくらかの追加コストを払ってでも、是非ともネットワークは実現させたいものです。
- 第2回:ローカルトークでネットワークを作る
マッキントッシュには最初から必要なソフトが組み込まれているため、ネットワークを構築するのはとても簡単。標準機能だけを使って、小規模なネットワークに挑戦しましょう。
- 第3回:EthernetとAppleShare
ローカルトークの手軽さは捨てがたい魅力がありますが、規模が大きいネットワークになると、やはりEthernetとAppleShareを導入したいところ。
- 第4回:Windowsとの共存共栄
好むと好まざるとに関わらず、Windowsとの共存を意識しなければならないようになっています。COPSTalkを例に、両者がきちんと交流できる方法を考えましょう。
- 第5回:情報の命綱、バックアップ
バックアップの大切なことは分かっていても、つい面倒で疎かになってしまうのはよくあるケースです。実践的なバックアップについてRetrospectを使って解説します。
マッキントッシュによるイントラネットの構築
- 第6回:イントラネットを構築しよう
イントラネットとは、インターネットで培われたオープンで柔軟な技術を使って、企業内の情報システムを構築するという考え方。そのために必要な準備について理解しましょう。
- 第7回:イントラネット・メールの実践
電子メール用には本格的なソフトがいろいろ発売されていますが、フリーのソフトだけを使っても一通りの電子メール環境を構築することができます。しかもごく簡単に。
- 第8回:部内ホームページを立ちあげる
イントラネットの花形は何といってもWWW。サーバーを立ちあげるとは大変そうですが、マッキントッシュなら簡単に実現できてしまいます。
- 第9回:インタラクティブなWWW
WWWサーバーが立ち上がると、次はデータベースなどとの連動でしょう。例えばWebSTARとWEB FMの組み合わせでこれが実現可能です。
マッキントッシュとネットワークのいろいろ
- エクストラネットとは何か (1997-04-15号)
「エクストラ」ネットとは、インターネットを専用線代わりに使って、低コストで柔軟な広域ネットワークをつくろうというもの。まだ発展途上ですが、注目しておいて損はありません。
- ファイルメーカーとWebブラウザの連動 (1997-06-01号)
Tango for Filemakerを取り上げて、ファイルメーカーの能力とWebブラウザのフットワークを組み合わる方法を考えます。
- ブラウザを使いこなそう (1997-06-15号)
誰でもブラウザの使い方がよく分かっているかというと、実はそうでもなさそうです。基本に戻って正しい設定と、WWWの効率的な検索方法をおさらいします。
- ワープロ文化とHTML (1997-07-01号)
イントラネットや電子メールによってもペーパーレスが進まないとすると、このワープロ文化の中で、印刷物と共存する形でHTMLなどの電子文書を作っていくしかなさそうです。
- ホームページの計画から公開まで (1997-07-15号)
ホームページの悩みは、最初にきちんとした目的を持った設計を行っていないことが原因です。Webの設計から制作依頼、公開までに必要な手順について考えてみます。
- OCNでインターネットをフルに活用する (1997-09-15号)
いよいよOCNが本格的に動きはじめ、長距離電話各社の低価格のサービスも登場。インターネットの本来の姿である常時接続が個人・SOHOでも可能な時代も目前です。
- 情報を自動配信する「プッシュ技術」 (1997-10-01号)
必要なものだけが自動的に送り届けられるので、インターネットの効率的な利用手段として期待されている「プッシュ技術」、果たしてその実体と有効性は?
- マッキントッシュとWindows NT (1997-10-15号)
部門サーバーとして採用されることが増えているWindowsNTの標準機能を使って、マッキントッシュとWindowsの情報共有が簡単に実現できます。
- PDFを使った新しい情報の提供と共有 (1997-11-01号)
文書の図版やレイアウトまで共通フォーマットに変換して配布するPDF。日本語に対応したAcrobat 3.0Jの発売で、いよいよ本格利用が始まりました。
- MN128-SOHOで快適インターネット (1997-11-15号)
必要な装置をひとまとめにし、ほとんど購入した状態のままで小規模LANをインターネット接続するルーターが登場してきました。もう設定に頭を悩ませる必要はありません。
- OS 8で簡単イントラネット (1997-12-01号)
MacOS 8の売り物の一つである「Web共有」機能を使うと、どんなマッキントッシュでもWWWサーバーに早変わり。「ファイル共有」と同じ感覚で、気軽に自分のWebを公開できます。
- MN128-SOHOとWeb共有で簡単モバイル (1997-12-15号)
外出してから「しまった、あのファイルを忘れてきた」と思ったことはありませんか? これまで取り上げてきた機器や機能を組み合わせると、簡単にモバイル環境をスタートできます。
- 電子メールと暗号 (1998-01-01/15号)
もともとインターネットは、性善説に基づいて運営されてきたものですから、セキュリティは期待できません。電子メールでは、フリーソフトPGPによる暗号化という手段があります。
- FileMakerによるWebデータベース (1998-02-01号)
FileMaker Pro 4.0の「Webコンパニオン」により、WWWサーバーとCGIプログラムを用意しなくても、ブラウザからデータベースが利用できるようになりました。
- ARAで完璧なリモートオフィスを (1998-02-15号)
ARA 3.0はPPP接続やTCP/IPもサポートするので、マックの機能に加えてイントラネットも利用できる上に、Windowsからも接続が可能という、完璧なリモート環境が整います。
- ビジネスツールとしての電子メール (1998-03-01号)
電子メールが急速に普及すると「メール処理だけで何時間もかかる」という問題が生じます。「フィルタ」機能などを使ってその威力を存分に発揮する方法を考えます。
- ポケベル連動でどこでも電子メールを (1998-03-15号)
ポケベルの新しい情報ツールとしての可能性が注目されています。電子メールと組み合わせると、究極の「プッシュ型」の情報伝達が実現するのです。
- 自動バックアップで心安らかに (1998-04-01号)
わかっちゃいるけど、なかなか実行できずに後回しになるのがバックアップ。何はともあれ、きちんと確実に実行可能なバックアップ戦略を立てることが肝心です。
スモールオフィスのマッキントッシュ導入体験記
- SOHOのオフィスネットワークの設計 (1998-04-15号)
ネットワークシステムを設計するにあたって最初に必要なことは、その目的の確認です。最初のステップをきちんとすることで、あとの流れがスムーズになります。
- ハードウェアを選ぶ (1998-05-01号)
全体設計が固まったら、必要なハードウェアを選んでいくことになります。目的と要件を確認しながら、自分のオフィスにふさわしいものを見つけていきましょう。
- アプリケーションを選択する (1998-05-15号)
設計・ハードときたら次はソフトウェア。バンドルソフトや著名ソフトが揃っているので適当でよいと思うかも知れませんが、実はそうでもありません。
- ネットワークがやってきた (1998-06-01号)
準備を重ねたシステムがようやく到着します。実際の作業をしてみると計画通りには行かないこともしばしば。柔軟な対応をしながら、とりあえずシステムをスタートさせます。
- うまくルールを定めてラクラク情報共有 (1998-06-15号)
情報共有はきちんとした仕組みがないと使えません。まず、必要な情報項目は何かを洗い出し、その書式をルール化しましょう。
- OCNエコノミーの開通とインターネット接続 (1998-07-01号)
待ちに待ったインターネットの常時接続が実現し、そのためのサーバー類の設定を行いました。これでひとまずオフィスシステムの完成です。
マッキントッシュとネットワークのいろいろ II
- ファイルメーカーによる本当に役立つWebサイトの構築 (1998-07-15号)
豪華なWebサイトが溢れていますが、利用者が求めているのは企業の製品やサービスの情報のはず。パソコンのデータベースを公開すれば、本当に役立つ情報提供ができるのです。
- スケジュールをネットワークで共有する (1998-08-01号)
ネットワークでスケジュールの確認や打合せの設定ができれば、いっそう便利になるでしょう。適切なツールを使えば、これらの情報をWWWで公開することも可能です。