PPDを巡ってこのところぐちゃぐちゃになっていたrdfweb-devメーリングリストで、ちょっと面白かったのがGraham Klyneの発言。「'social software'なんて単独じゃたいして便利でも興味深くもなく、他のサービスと連動できてはじめて嬉しいんであって、壁に囲まれた庭園ではなくみんなが使えるようにするのがRDFだ」というjo walshの意見に賛同して、Grahamは「情報交換におけるRDFはデータ通信にTCP/IPが果たした役割と同等の潜在可能性がある」と言ってます。
I think this is applicable to many (all?) applications of RDF, not just
social software. The whole should be more than the sum of its parts. I
see RDF having the potential to achieve for information exchange what
TCP/IP did for data communication.
RDFベースのFOAFやRSS 1.0は、いろいろな語彙を組み合わせて、ネットワーク上に分散したデータを連携させる可能性を持っています。閉じた世界のサービスを充実させるのは、それはそれでよいとして、RDFを介していろんなものがつながっていくという面は、もっと理解されていいはず。