Planet masaka
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2025-09-17
- TheAtlanticからThe Strange and Erotic World of Elon Musk’s Chatbot 生成AIの作るコンテンツは時として不適切な内容を持つが、イーロン・マスク率いるx-AIのあれは特にひどい。倫理規範などないかのようでもあり、SNSのコンテンツを利用できるので最新で真実に近いと嘯くも、その誤情報と憎悪に満ちたところから最も信用ならぬものとなっている (original post at )
- キリル文字並べて探す鮭の口 (original post at )
2025-09-16
- 羽衣に伸ばした弦や律の風 (original post at )
- B→C276猪居亜美リサイタルをオペラシティで。ギター独奏。前半はバッハ「リュート組曲 ホ短調」「前奏曲、フーガとアレグロ」、ハンド「アンダーカレント」、アサド「サウス・ループ」で好感は持てるがやや印象薄い。緊張してるのか時々弦を押さえきれずに音が詰まる。後半コシュキン「ギター・ソナタ」は大掛かりなようで想定の範囲というか“古典的な形式を好んで用いる”のだそうだ。最後の藤井敬吾「羽衣伝説」はようやく本領発揮で特殊調弦の琉球旋律に多様な技法を組み合わせて豊かな表現。うーん、しかしハーモニクスを含め音落ちが目立ち難所でテンポが緩んだり技術的にはどうなんだろう。アンコールは“日本のヘビーメタル”だという「クレイジー・ドクター」で伸び伸び弾いていた (original post at )
- 太子堂正称「ハイエク入門」を読んだ。貨幣や利子、景気循環の経済理論から始まって、「感覚秩序」「自由の条件」「隷属への道」などの主要著作に現れる心理学、社会主義と自由、自生的秩序といった重要な概念を、ケインズ、ナイト、ウィトゲンシュタイン、ポパー、ポランニー兄弟、ヒューム、フリードマンなどとの関係を通して解説する。新書としては例外的444ページのボリュームながら読みやすく的確。意見(世論)と意志の違い、“社会的正義”の危うさなど、今日の問題の根底にあるものに通じる考察に富み、索引も充実して、これは良書 (original post at )
2025-09-15
- 老蝶の動かぬ翠徽章かな (original post at )
2025-09-14
- 謎々を白粉花に追求む (original post at )
2025-09-13
- アルヴォ・ペルトの「祝福されたペトロニウス」を、トヌ・カリユステ+シンフォニエッタ・リーガ+ラトヴィア放送合唱団の演奏で。2合唱+木管+弦+ベルでシンプルな和声進行の反復だが3拍目にすっと高音が挟まれて天空的な世界に。「サルヴェ・レジーナ」は弦+Cel、「アダムの嘆き」「アガトン師」は弦でところどころ大きな音が入る。ほか素朴な曲がいくつか。ECM 00028947648253 #nml (original post at )
- NYTimesからArvo Pärt Reached Pop Star Status. Now He’s Ready to Rest. ペルトの90歳を祝う演奏会がカーネギーホールやアルヴォ・ペルト・センターなど世界で開かれた。セリーを駆使した時代から曲ができない時期を経て独自のティンティナブリ様式に至り、ポップスター並みの人気を博したが、現在は作曲から引退し静かな日々を送る (original post at )
- 蟋蟀や鐘様式の夜語 (original post at )
- 「市村弘正著作集」上巻を読んだ。「「名づけ」の精神史」「標識としての記録」「小さなものの諸形態 精神史覚え書」を収録している。表題ともなっている「名づけ」は名前を通じて世界を了解できるのかという問題についてカフカ、プルースト、バルト、柳田国男やダダの考えも参照しつつ新しいものと古い(忘れられた)名前の戯れというようなところで割と納得できたが、全体には(最初のひっかかりを引きずって)もって回った叙述にどうも馴染めず頭の上を通り過ぎていった。バルトークの亡命と故郷の話など本来ならもっと興味深く読めそうな内容なのに、相性悪かったということか (original post at )
2025-09-12
- 秋霞の扉に文の眼ざめ (original post at )
2025-09-11
- 陽水の歌に遊びて秋の蝶 (original post at )
2025-09-10
- NYTimesからRoll Over, Warhol: Taking the ’60s Beyond Pop Art 反戦デモからベルボトムやミニスカートに至るまで特徴ある60年代において、代表的とされるアートはその時代の社会不安を反映するものではなかった。ホイットニー美術館の小文字のシュルレアリスムを冠した展覧会で、ドナルド・ジャッド、ナンシー・グレイヴス、マーサ・エデルハイトなど100人以上を取り上げてこの時代が1920年代の大文字のシュルレアリスムにつながることを示す (original post at )
- 突然の秋雨に乱れるタクト (original post at )
2025-09-09
- 夜空から降り注ぐほど虫の声 (original post at )
2025-09-08
- グレツキの弦楽四重奏曲全集を、シレジア弦楽四重奏団の演奏で。第1番は鋭い和音とゆったりした流れの交代が徐々に切迫する。第2番「幻想曲風に」は暗い鼓動上のLargoから偏執的なリズムを経て穏やかな瞑想に半音ずれた複調が紛れ込み最後はシンコペーションの嵐。第3番「…歌は歌われる」は半音下降のモチーフから少し幅が広がった後で執拗な反復リズムと逆向き半音上昇からのバラードか交互にそして第2番の第3楽章が回帰するようなゆったりした複調が輝き静かな和声のコラールで消えていく。反復と懐かしさ。おまけの「5つのクルピエ地方の歌」は調性的で何も起こらない。Chandos CHAN20383 #nml (original post at )
- 稲づまが切り裂く墨いろの和音 (original post at )
2025-09-07
- 夢の沖に孤舟の消る白露かな (original post at )
- 石破首相の辞意表明。辞めなくてもという世論と責任論という名の党内権力闘争の力学との間で、関税交渉だけはと踏ん張ってみせたが、策を弄して切り抜けられるタイプでもなく。この後の選択が最悪でないことを願うばかり(☞参照) (original post at )
- 林和清「塚本邦雄の百首」を読んだ。『水葬物語』から始まってそれ以前のまだ初々しい歌に遡り、杉原一司との出会いと死別を経ての前衛と反戦から言葉遊びやら定家などの参照やら「言葉をもって」そして人生詠境涯詠の本丸にも進んでいく流れをほぼ年代順に選ぶ。見開きでの解説は、その意味、革新性から批判まで含め深い愛情で貫かれ(副題は「塚本の血のあと」)、手強い塚本を読むには最適かも (original post at )
- オリオル・サラドリゲス・ブルネトの「プレゼント」を、ルート・シェライナー+アンサンブル・ディアゴナルの演奏で。Accrdが弦と管のスペクトルの間を往き来しながら滑空するなかにシンセの不規則な音が混じる。「停止した時間」はスローモーションで展開される音劇、「狂人」はAccrdに3木+3金+電子音のより細分化された音が絡む。「織物」はFl+Cl+Vn+Vc+Pf+打の六重奏、「モビー・ディック」は打をVaと入れ替える。「報道機関」は7声+オケ+電子でブルデューの『テレビについて』や実際のマスコミ報道の引用を用いたドラマ。かなり尖っている。Kairos 0018005KAI #nml (original post at )
2025-09-06
- NYTimesからA World Reshaped by A.I. Needs Museums More Than Ever 政権のスミソニアンへの圧力とか何でもデジタルでAIという風潮の中、10~11月に相次いでオープンするプリンストン大学美術館、ナイジェリアの西アフリカ美術館、ハーレム・スタジオ美術館を始め、今シーズンは世界で新美術館の開館が続き、物理的な館での対面コミュニケーションが重要であることを改めて示そうとしている (original post at )
- 秋祭に吹く風のようやく白 (original post at )
- 伊東豊雄「誰のために何のために建築をつくるのか」を読んだ。近代的な思想であらかじめ区切られた部品のような部屋の組み合わせと空調などのために自然から隔離されてしまった建築ではなく、流れと淀みで自然を受け入れて構成する「美しい」建築とコミュニティの回復を目指す。第2章で詳述される台中国家歌劇院、ぎふメディアコスモスなど訪れて体感してみたいと思うし、考え方も共感できる。第1章は途中から平板な繰り返しになってやや念仏ぽいが、読みやすく写真や図も鮮明 (original post at )
2025-09-05
- 台風の余韻に沐う夕日影 (original post at )
2025-09-04
- ハンガン/斎藤真理子 訳「ギリシャ語の時間」を読んだ。言葉を失った女と視力をだんだん失っていく男の周囲の不条理と悲しみが重層的に奏でられ、古典ギリシャ語とボルヘスの世界を下敷きに、鳥の事件のあと中動態のように寄り添い固く閉ざされた喉と唇が微かに開く。詩のように紡がれる深々とした言葉 (original post at )
- 雨香る径に蜻蛉の番舞 (original post at )
2025-09-03
- NYTimesからWhat the Fixes for Google’s Search Monopoly Mean for You: It’s a ‘Nothingburger’ 独禁法違反で司法省がChrome売却とかAndroid分離を求めていたが、連邦地裁の判断はいずれも必要なし。検索エンジンの競争状況は変わらないだろう (original post at )
- 西峰の秋夕映の憂顔 (original post at )
- 長谷部浩「ことばの劇場」を読んだ。蜷川幸雄、野田秀樹、唐十郎からアーサー・ミラー、テネシー・ウィリアムズ、トム・ストッパード、そして前川知大、ケラリーノ・サンドロヴィッチまで。戯曲と演出を中心に役者についても生き生きと的確に掘り下げた批評の集成。これは劇を見たくなる。人名、作品、団体の詳細な索引も備えて資料としての価値も高い (original post at )
2025-09-02
- 戯れに狗尾草の無言劇 (original post at )
- 今年の梅雨入りは5/22頃、梅雨明けは6/28頃と確定値で大幅訂正された。実感としてはまぁそうなるかな(☞参照) (original post at )
2025-09-01
- 夕暮の色濃き噪や法師蝉 (original post at )
- エンヨット・シュナイダーの「鳥たち - 知恵と魔法」とか交響曲第8番「鐘 - 無限への橋」とか、ベタ過ぎて気持ち悪くなり聞くのをやめた。Solo Musica SM475 (original post at )
2025-08-31
- YMAはテキストブラウザでもそれなりに読めると高を括っていたが、w3mで改めて確認したら全然行けてないので週末に改造。もっと基本に戻らないと (original post at )
- 入沢康夫「詩の構造についての覚え書」を読んだ。詩は表現=伝達手段ではなく語を素材として構成するものでもなく言葉関係の関係による芸術行為、詩の作者と発話者は別であり相互に非現実的関係で曖昧に依存し合う、あれこれの関係は多重の構造をなす、といった論を行きつ戻りつ展開し、補遺ではさらに詩とは何か、題と内容の関係はといったところまで踏み込む。的を絞って一歩ずつ掘り下げる本質的詩論 (original post at )
- 八月も記録尽しで納めけり (original post at )
- 20年ほど前に演奏しました kanzaki.com/bass/ph/20050320(☞参照) (original post at )
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