Planet masaka
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2024-09-12
- 触れぬまま緑の内へ松の露 (original post at )
- 埼玉近美「吉田克朗展 ―ものに、風景に、世界に触れる」に行ってきた。もの派としてのCut-offなど立体物から風景の一部を多重化したシルクスクリーン、短い筆触を散りばめるWork-4シリーズ、抽象的な面構成の<かげろう>シリーズから粉末黒鉛を手指でこすりつける<触>シリーズへ。たどり着いた《触 "緑の内へ"》の沈んだ笑みと《触 "春に"Ⅴ》のほんのりと暖かな空気が並ぶ部屋で佇んだ (original post at )
2024-09-11
- 水引を息音の色つつみけり (original post at )
- NYTimesからWho Won the Debate? A Sharp Harris Rattled Trump 大統領選に向けて両者が初対決する討論会が行なわれ、明確にどちらが勝ったという話はなさそうだが、1ダースほどの意見を見ると、ハリスはよく準備していてトランプは場当たり的で相変わらず適当な自己主張、どちらかというとハリスが堅実にこなしたという声が多そう。討論の後でテイラー・スウィフトがハリス支持を打ち出した (original post at )
2024-09-10
- 慷月の音や隕石はやわらかく (original post at )
- B→C264 長谷川将山リサイタルをオペラシティで。尺八の美音をたっぷり響かせた都山流本曲《慷月調》にはじまって、片足を上げてその影に朝顔を隠したりする唯是震一「無伴奏尺八組曲第三番」、超絶技巧をうまく音楽にまとめた川島素晴「尺八(五孔一尺八寸管)のためのエチュード」、さらに新作で向井響「無伴奏尺八のための《パルティータ》」と前半が超充実。後半バッハはややテンポを急いだ感じ、坂東祐大「秘曲《象息之調》」は一人芝居のような仕掛け満載の荒ぶる音だがさて尺八の必然性はあるのか。最後に松村禎三「詩曲二番」が冒頭と呼応するような深い響きで締めてくれた (original post at )
- オペラシティ「髙田賢三 夢をかける」展に行ってきた。が、やはり服飾は興味がわかずざっと歩いてみただけで終わり。収蔵品展080「となりの不可思議」は落田洋子《エイプリル・パーティ》《まずよく知ることが大切》《懐かしい水》川口起美雄《柔らかな隕石》加藤清美《出現Ⅰ》など幻想的でブリューゲル風といってもいいような絵が並んで楽しい。project N 95の田口薫はオリジナルな味わいの宗教画だがいまひとつ響かず (original post at )
2024-09-09
- スタンリー・カヴェル/荒畑靖宏訳「理性の呼び声」を読んだ。副題に「ウィトゲンシュタイン、懐疑論、道徳、悲劇」とあるとおり、これらの主題を特にウィトゲンシュタイン、それからニーチェやカントをはじめとする多くの哲学、シェイクスピアなどを参照しながら次々と例示を繰り出して徹底検証しようとする。注を含めて1000ページ近くあるので爆速で読み飛ばすのが精一杯で理解したとは言い難いが、「私は私であるということが言っているのは、私は私ですらないということである」つまりあらゆる定義や記述をもってしても私は汲み尽くされないという可能性、というのが印象に残った。哲学の講義みたいではあって、じっくり読めばもっといろいろあるのだろう (original post at )
- 本抱え弓張月を跨ぎけり (original post at )
2024-09-08
- 倒れても夕陽仰ぐや白粉花 (original post at )
- 散髪した (original post at )
2024-09-07
- NYTimesからArt Exhibitions That Don’t Look Away From the Rocky Realities ガザをはじめスーダン、コンゴ、ウクライナとひどい事態が横行するその中で、世界を記述しともに生きる可能性を提案するのが芸術家でありキュレーターだ。この秋にニューオーリンズで開催される「プロスペクト6」とシカゴ美術館の「汎アフリカの芸術と文化」展、さらにニューヨークの「ティナ・ジルアード展」を紹介 (original post at )
- 稚児の綱よっと曳きけり秋祭 (original post at )
2024-09-06
- 新涼に波打つ雲の絡みしろ (original post at )
- 練馬美「平田晃久―人間の波打ちぎわ」展に行ってきた。<からまりしろ>という独特のコンセプトで空間を繋いでいく建築は興味深い。太田市美術館・図書館とか台湾などの図書館とか。けっこうワクワク感ある。ブレストのアイデアをクラスターにして設計図に落とし込んでいくプロセスはとても面白かった。練馬美は「富士塚」をテーマに再生されるそうだ (original post at )
2024-09-05
- 扇置く色の重ねのうれいかな (original post at )
2024-09-04
- NewYorkerからDo Celebrity Presidential Endorsements Matter? 人気のセレブは米大統領選挙にどこまで影響があるのか。民主党大会後の接戦状況では、わずかな影響も結果を左右する可能性があり、両陣営は取り込みに躍起だが、過去に支持を表明していれば驚きによるインパクトは小さくなっている。大統領選ではクールだということが以前から大きな要因であった。春の影響力の世論調査では、テイラー・スウィフトやビヨンセは上位に入るが、第1位はこれまで誰も支持したことのないゼンデイヤだった。もっとも彼女はビヨンセの大ファンとして知られているのだが (original post at )
- 過ぎし日の舞を愛でけり秋の蝶 (original post at )
2024-09-03
- 秋されば構えをほぐす夜風かな (original post at )
2024-09-02
- 法師蝉の勝ちとなりけり森の声 (original post at )
2024-09-01
- 白驟雨の森にあおき水銀灯 (original post at )
2024-08-31
- News update semantic HTML vocabulary lists.w3.org...public-htmlvoc/2024Aug/00... htmlvocはHTMLのDOMツリーをかなり忠実にRDF化しているようで、Turtleを見るとごちゃごちゃだがLD Browserやgraph-drawで見ると案外素直な構造になっている。Pythonツールで変換できるということらしい(☞参照) (original post at )
- NYTimesからCheney, on the Sidelines as Harris Courts Her Endorsement, Plans to Weigh In Soon トランプに反抗して冷や飯を食わされている共和党のリズ・チェイニーが、ハリス支持を表明するかどうか、というよりいつ表明するか注目されている。信念はバリバリの保守だが、ハリスが当選したら共和党からも閣僚を起用すると発言したことからその第1候補とも目されている (original post at )
- ペン先の揺らぐ唸りや秋の雷 (original post at )
2024-08-30
- 庭木刈り雨後に立ちたる匂いかな (original post at )
2024-08-29
- 絵にうつる秋意や憂鬱のかたち (original post at )
- SHでサマーフェスティバル「アーヴィン・アルディッティがひらく」のオーケストラ・プログラム。細川俊夫『フルス(河)』はSQ+オケで波打つ川面という感じで細川らしい緻密な作品だと思うが長く感じた。クセナキス『トゥオラケムス』は題名が武満徹のアナグラムという短い曲でこういう分厚く鳴り続ける曲はこのホールの1F中央席だと弦がほとんど聞こえない。同『ドクス・オーク』はVn協奏曲でグリッサンドでうねうね動く独奏に管群と弦群が交互に和声で応える。これだと弦がまるでオルガンのように響く(思わず編成表見直した)。マヌリ『メランコリア・フィグーレン』は再びはSQ+オケでデューラーの銅版画「憂鬱」にちなむSQ3番を元にその要素が「形態」となって再現されるのだと。これは繊細なオーケストレーションがうまく機能してとても面白かった (original post at )
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