Planet masaka
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2025-07-13
- 冷泉家住宅・北の大蔵特別見学会に行ってきた。昨年竣工して1年間の乾燥中という伝統技法による土蔵で、入ると木の香りが満ちる。さらに座敷や庭も案内され、本で予習したばかりの話が実物として目の前に現れて確認でき納得度倍増。文庫の典籍を見られるわけではないが、これはまた得難い体験だった (original post at )
- 楽美術館「特別展 樂歴代」に行ってきた。長次郎から十六代吉左衞門までを順に(長次郎は別フロア)味わい、火入れの動画も鑑賞。日曜ながら空いていてゆっくり過ごせた (original post at )
- 話す 冷泉貴実子「冷泉家八〇〇年の「守る力」」を読んだ。冷泉家住宅特別見学会の予習として。俊成と定家という“神さん”の末裔として歴史と伝統の中に生きてその役割を果たしていくこと。個性を主張する芸術と違う、「私とあなたは一緒」という約束の中で美意識を磨く「芸」。やや日本の独自性を強調しすぎる嫌いはあるが、それも含めて京都ならではだろう (original post at )
2025-07-12
- NYTimesからIs A.I. the Future of Web Browsing? 最近AIを組み込んだ新しいブラウザの開発が活発になっているという話。そんなのが嬉しいのかどうか疑問だが、1~2年のうちにいろいろ変化があるかもしれない (original post at )
- 俯けば蟻と目の合う思索道 (original post at )
- 福嶋亮大「世界文学のアーキテクチャ」を読んだ。ゲーテの語る《世界文学》から始めて時代を前後したり地域を中国/日本や新大陸に広げたりしながらそれが資本主義的な発展や人間の《内面》の発見とそれを取り巻く環境という視点を核にして小説というものの構造的な成り立ちを紐解いていく。一部で量子的重なりとかエスとかピリオド楽器とか消化不良な概念が浮かんだり第二部「進化」の叙述が食い足りなかったりしたが、第三部でテーマを立てながら縦横に作品を行き来するようになって俄然面白くなった。とはいえやはり欧米中心は脱し切れなかったようでもある。いろいろ宿題は出た (original post at )
2025-07-11
- 待兼ねた水羊羹の世界線 (original post at )
2025-07-10
- 雷の放つ音場に漂流す (original post at )
- 東京シンフォニエッタ第57回定期を東京文化会館で。こちらもブーレーズ生誕100年だが春祭と重ならないようにということで「…explosante-fixe…」(爆発‐固定)と「Dérive 1, 2」(漂流)というプログラム。前者は3Fl独奏+ライブエレクトロニクスに室内管という編成だが最初の2部は独奏がほとんど聞こえず最後の「オリジナル」になってようやくという感じ。後者は1がFl+Cl+Vn+Vc+Pf+Mrbmで2が+Hr+Va+Hpという編成で、1はあっけなく終わり2はぼんやりした感じだったが後半少し形が見えてきた。それにしてもVcが全く聞こえないというのは珍しい (original post at )
- ほとんど梅雨明け(関西は6/27という異例の早さ)かという暑さが続いていたのに梅雨前線が復活したとかで夕方からすごい豪雨。かろうじて傘なしで乗り切った。気温は昼間の猛暑日から一気に22℃まで急降下 (original post at )
2025-07-09
- NYTimesからWhat Happened in Trade Talks Between Japan and the U.S. トランプとはうまくやれると思い込んで交渉したらそうは問屋が卸さず日本がアメ車を買わないという不満は1980年代から変わっていないのだと (original post at )
- 探検の一歩で嵌る夏の池 (original post at )
2025-07-08
- ゲーテかと頷く脇に夏帽子 (original post at )
2025-07-07
- 論理式迷路たなばたの励ま詩 (original post at )
- 広瀬大志+豊崎由美「カッコよくなきゃ、ポエムじゃない」を読んだ。現代詩手帖に10回にわたって連載された対談で、(現代)詩から作詞が分離していった流れとか恋愛詩や叙情詩との関係とかサブカルやヒップホップとの近さとかポエトリー・リーディングなどについて語る。面白いしよく分析されている。書評家というのは信じてなかったけど豊崎由美はちょっと別格だな。最後の励ま詩というのも秀逸。読んでみたくなる詩たくさん (original post at )
2025-07-06
- 夏の星見上げてかすむ慌てもの (original post at )
2025-07-05
- NYTimesからScientists Use A.I. to Mimic the Mind, Warts and All 人間の心の働きを理解するため、心理実験で人間の役割を演じるチャットボットCentaur(ケンタウルス)の詳細がNature誌に発表された。LLaMAを160の実験の1000万件の回答で訓練し、宝探しゲームやじゃんけんなどで人間に近いふるまいをさせられるようになった。これを高く評価する研究者もいれば、認知理論を踏まえていないのであてにならないという声もある。ケンタウロスが今そのまま新しい理論を生み出すということはないにしても、データベースを拡大し訓練することでさならる可能性が広がるだろう (original post at )
- 秋元康隆「その悩み、カントだったら、こう言うね。」を読んだ。格率(自らの自由を行使するために課す規則)、定言命法(絶対的な命令)といった用語の定義から始めて道徳的善における完全/不完全義務といったものを図表も用いつつカントからの引用を軸にその倫理学を紐解く。読者からの質問に答える形を取り身近な問題に結びつけて説明しようとするのだが、特に第1部は取ってつけたような人生相談めいていまいち。後半はカントの概念に沿っての(形式的な)質問なのでそう違和感はなく分かりやすいところもあるが、カントを解説するというより自身の考えを披露しているところも多く、まぁだから「その悩み」なわけだな (original post at )
- 掛け声の回るトラック夏の雲 (original post at )
2025-07-04
- 空振りも肥しと思え百日紅 (original post at )
2025-07-03
- アイヴァン・カルマー/加藤恵津子ほか訳「白人になれない白人たち」を読んだ。欧州には西から東、北から南に向けて下る序列があり、それは一種の民族差別でもあるが中欧はさらにより下の位置づけを差別する。著者もしばしば中欧は東欧とは違うとかロシアと一緒にしてくれるなという断りを挟む。壁の崩壊後中欧は西になろうとしがそうでは行かず結局西のリベラリズムに反発して難民を拒むという構図を飽きるほど描く。いやこれもまたMAGAや日本でも起こりつつあるのと同じではないか。グローバリゼーションとかネオリベとかの根深い罠 (original post at )
- 残照の中に孤独な蚯蚓道 (original post at )
- 長年お世話になったPocketがいよいよ終了するというのでReadwiseに登録。PocketをCSVダウンロードしておいたが、連携機能というのがあって、別途インポートしなくても記事が取り込まれた。読み上げの品質も十分。とりあえず使ってみる (original post at )
2025-07-02
- NYTimesからWhat Makes Someone Cool? A New Study Offers Clues なにをクールと考えるかについて12カ国約6000人を対象に15の属性を調査したところ、居住地、年齢にかかわらず、外向的、快楽主義的、力強い、冒険的、開放的、自立的が共通して上位になったと。良い人はそれとは違って順応性、伝統的、安定感、温かい、協調性、普遍主義的、責任感、冷静だという。クールさを目指すのは目立とうと無理をすることになりかねずおすすめしかねるとも (original post at )
- 昼顔が俯きつつ心配気 (original post at )
2025-07-01
- 初蝉や絵筒で鳴物の迎え (original post at )
- 向かいの木立で蝉が鳴いた (original post at )
2025-06-30
- Enabling AI as a Reliable Partner in Human Problem-Solving stratml.us/docs/EARP.xml AIの知識表現のための基礎が必要といった議論のスレッドで、そうしたドメイン分類をやっているよという話。元のスレッドは lists.w3.org...public-lod/2025Jun/0004.h... (original post at )
- アンディ・アキホの「俳句2」を、サンドボックス・パーカッションの演奏で。軽く反復される分散音リズムに硬質の打が合いの手を入れる。デイヴィッド・クローウェル「打楽器四重奏曲のための音楽」もよく似た開始で緩やかに波打つ4章。エイミー・ベス・カーステン「彼女は神話」はVoが加わる。トーマス・コチェフ「それのみならずあれも」は多彩な3部構成の大作。Coviello COV91918 #nml (original post at )
- 鈴木隆「習近平研究」を読んだ。漠然とした独裁者のイメージを地方首長時代の分権などを駆使して丁寧に検証して裏付けていく。記述も明快で整然としており、国家の屈辱の記憶やら偉大なる民族の復興やらよく分かる。まぁただ読んで面白くない、というか愉快ではない。世界の未来がまたひとつやれやれという感じである (original post at )
- 逆光の影あざやかに山法師 (original post at )
- 矢代秋雄ピアノ協奏曲 www.youtube.com/watch?v=qsSYI-3KXks 2025仙台国際音楽コンクールで3位になった11歳・天野薫の演奏。緊張した様子で硬い表情だが全身で音楽を表現し難所も的確にこなして見事。邦人作を選んだのも素晴らしい (original post at )
2025-06-29
- 夏鴨を追いかけて行く瞳かな (original post at )
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