Planet masaka
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2026-02-05
- 北からのあいさつを添え春舞台 (original post at )
- 札響東京公演をサントリーホールで。まず遠征を歓迎したい。意欲的なプログラムの最初は武満徹「ア・ウェイ・ア・ローンⅡ」で柔らかく繊細な弦楽だがやや物足りない。続くマーラー「さすらう若人の歌」はBarの声量が足りないからかやはり全体に鳴り切らないが、菩提樹に癒やされる。メインのR.シュトラウス「英雄の生涯」はHr9人も並ぶ割に力を温存しているのか途中まで存在感希薄で、後半になってようやく音が出てきた。武満で予想された通り弦は細くて埋もれるしベースもpのPizzが聞こえない。2階8列中央という場所のせいかも知れないが通路を挟んで一つ前はS席なんだからそこまで音を届けてくれないと。とはいえ良いところもたくさんあったので、頑張れ (original post at )
- 泉屋博古館東京「生誕151年からの鹿子木孟郎」展に行ってきた。初期の水彩や鉛筆画は緻密に描かれて《蓮池》などなかなかのもの。2回目のパリ留学の成果は《ノルマンディーの浜》の写実は確かに完成度高く深みもあるが人物画などあまり興味わかない。ほかは《加茂の競馬》あたり。その後《アブニューオッシュ》など印象派のタッチに変じていくのは面白い。さらに少し時間があるので菊池寛実記念美術館「菊池ビエンナーレ」に。2回目。スポットライトの当て方でけっこう印象が決まるものだなと思った。前回あまり気に留めなかった星野友幸《ピンクグレージュ》の細部が面白いことを発見 (original post at )
- 慶應の図書館が使えなくなったので早稲田ECに登録だけしていて、今日始めて中央図書館で雑誌バックナンバー書庫に入って調べ物をした。狙った資料はほとんど見つかり、これが使えるようになるのはありがたい。慶應より自由にできるスペースなど広い感じで、また来てみよう(ちょうど入試期間で入口が閉門されていて遠回りしたがどうやら一つ隣の門だったらしい) (original post at )
2026-02-04
- 春立ちて海こえとどく書のかおり (original post at )
- NDLで「知性と文化で世界をつなぐ」。韓国国立中央図書館キム・ヒソプ館長の講演はAI政策の中心を担う意気込み溢れ、データサービス戦略として信頼できるデータの提供にBIBFRAME/オントロジー/LODの重要性も。倉田館長との対談ではとにかく動かして見せることだと。講演会前には懸案の調べ物もできて、行った甲斐あり (original post at )
2026-02-03
- 節替りの夜に向き合う月ひとつ (original post at )
- 山崎正和「山崎正和文明論集 歴史の真実と政治の正義」を読んだ。既刊書から1980年代後半~2000年代前半の政治・社会論を集めたもので、特に“日本的経営”がもてはやされた80年代の経済を踏まえたものやそこで日本文化の独自性を論じるあたりはさすがに今更厳しい(柔らかい個人主義~と通じる)。ただ「イエ社会」論と個人主義の拮抗を論じたり、「認識としての歴史」と「伝統としての歴史」を区別し政治において後者がせり出す民族主義の危険性や、東京裁判なども一種の司法取引でありその遺産を相続しているという見解など、傾聴すべきところもある (original post at )
2026-02-02
- 朝からほぼ落ち着きを取り戻し昼過ぎには平熱になった。インフルでなかっただけましだが、短期間に2回も発熱というのはよろしくないので対策など考える(☞参照) (original post at )
- 図書館に春待つ声の届きけり (original post at )
2026-02-01
- 朝37.4℃、午後一時38.5℃もあったが38前後をうろうろし今37.8℃。月初の事務を淡々とこなした(☞参照) (original post at )
- 暖房にのぼせ頁を飛ばす指 (original post at )
2026-01-31
- 疲れが溜まったか少々発熱 :'((☞参照) (original post at )
- 喉飴に頼る寒声掠れけり (original post at )
- 吉見俊哉「自己との対話」を読んだ。自身の著書、論文、メモなどを学習させたAI吉見くん相手に、自分とAIの社会学の異同、大学の問題、東京一極集中、トランプのアメリカについて“対談”するという趣向。一貫性、反論能力、論理矛盾の認識力、背後仮説の理解力、思考のジャンプ、身体的空間把握の6つを問うというのだが、少し突っ込まれるとすぐ「そのとおりです」といって自説を放棄し言われた内容に従った話にすり替わるというおなじみの光景ばかりで、退屈だった。学習してもこんな程度なのかと。序章と終章で述べられている問題意識は分かるしAIとの付き合い方のケーススタディと読めなくもないが、対話というレベルでは到底ないので、中途半端な感じ (original post at )
- 信原幸弘+渡辺正峰「意識はどこからやってくるのか」を読んだ。意識とは何かを探求する哲学者と、脳梁を切断してBMIを埋め込み機械脳半球につないで記憶などの情報処理を写し取るマインドアップローディングの研究者との対談。意識機能主義とか自己同一性とかいった問題を分かりやすく定義しながらけっこう意見をぶつけ合って安易に妥協しないのが面白い。意識をアップロードし不死が実現できたとして、それで幸せになれるかといえば疑問符が大きいと思うが、それに近い技術は実現するかも知れないしそうなれば倫理が根本的に変わるのかなど、専門的には深入りしない代わりにいろいろ考えることができる (original post at )
2026-01-30
- 回想をよぶ冬の泉のダンス (original post at )
- 虎ノ門ベイクルーズ「ロベール・ドアノー回顧展」に行ってきた。パリの恋人たちや泉のダンス、内気なめがねくん、スモック姿の子供たちまで40点ほど、良き時代の光景をゆっくり堪能した。同じ虎ノ門ヒルズでやっていたTOKYO PROTOTYPEなる催しも覗いてみた。いろいろ新しい技術を交えたインスタレーションなどが展示されるようだが、やたら人が多くてどこに何があるかもよく分からず。はじめて45Fまでのぼって景色を見たのが話の種というところ (original post at )
- 某SH新年懇親会はほとんど同窓会だったがここでしか顔を合わせない人もあり貴重 (original post at )
2026-01-29
- 展覧会+ギャラリー4つ+演奏会というのは、さすがに欲張りすぎ。満足度は高いがへとへとである (original post at )
- 冬の橋に明るい石たちが光る (original post at )
- みのりて「詩響ー呼応するソノリテ」を豊洲シビックで。ケージ「バリエーションVIII」の破天荒な開始のあと、混声合唱vocalconsort initiumとの共演で、ベッツィ・ジョラス、近藤譲、フィリップ・エルサンは+Fl、ジョナサン・ハーヴェイ、スヴェン=ダーヴィド・サンドストレームは+Vc。こういう組み合わせは初めてだが、思いのほか効果的に響く。みのりて3人は河崎純《捨て子たち・星たち》でツェランの「明るい石たちが」など3つの詩を劇風に、坂田直樹の《春愁三首》は大友家持の3首、さらに《式子内親王の二つの和歌》は合唱も加えての新作初演。合唱は不協和音部分はそれでいいのか分からなくなるが協和音は素晴らしく響くのできっと上手い。最後はみのりてが飲み込まれるほど。豊洲は後ろに夜景が見えて面白い。よい演奏会だった (original post at )
- さらにタカ・イシイギャラリー京橋「ジャデ・ファドジュティミOur Inner Tide」に行ってきた。油彩の表面にオイルパステルを重ねたというが軽薄な感じで期待外れ。隣の小山登美夫ギャラリー京橋「風能奈々展 私はそこに行ける。あなたも」を覗いたら彫金のような風合いで抽象化された植物が細密に描かれていてこれは面白かった。もうひとつギャラリー小柳「ユアサエボシ でいかい」展。東現美で見たこともあり足を伸ばしてみた。ほとんど迷いのない線にあっさりした色付けがなされるのでイラストのような印象を受けるが、テーマはシニカルでやや露悪的 (original post at )
- パナソニック汐留美術館「美しいユートピア 理想の地を夢みた近代日本の群像」に行ってきた。暮らしにまつわる過去/未来を夢みる運動を「ユートピア」と呼ぶとして、民藝運動やら農民芸術運動やら池袋モンパルナスやら果ては群馬音楽センターなどが取り上げられるが、ややコンセプトに無理がありバラバラな印象。立原道造が建築設計したとか鶴岡政男《夜の群像》とか個別には興味深いものもある。宮沢賢治の水彩《ケミカルガーデン》《みみずく》なども味わいあるが複製なので展示としては迫力に欠ける続けて東京画廊+BTAP「江見絹子」展。赤い大型《Reaction No.2》、暗い海の洞窟のような中横型《無題》など8点。削り取り引っ掻くような痕跡の画面は身を焦がすような迫真 (original post at )
- マルクス・ガブリエル+出口康夫「これからの社会のために哲学ができること」を読んだ。私個人だけでなくその周りに存在するものも含めた我々を行為や概念の主体と考える“WEターン”なるものを提唱し、そこにおいて道徳エージェント、“全う”概念などを導入する出口と、道徳実在論とか倫理資本主義、ディープ・イノベーションなどを唱えビジネス/政治/芸術とも結びつく“超領域的モラル・イノベーション・ラボ”を創設したというガブリエルによる各概論とインタビュー的対談。方向性としては分かるがややおめでたい感じもあり、多数企業との関わりを誇られるのには違和感。対談は良く言えば読者に寄せた議論だが聞き手に人生相談ぽいチープさが混じったり緩くて退屈だったり。カバー写真が悪趣味なのもいけてない。もう少しまともな本でこの議論を読み直せばまた違うか (original post at )
2026-01-28
- 毎年のえり巻きに思い出すうた (original post at )
- NewYorkerからMorton Feldman’s Music of Stillness 先日のフェルドマン生誕100年にバッファロー大とLAでそれぞれ2日間の記念行事が行なわれた。後者のPiano Spheresはそれぞれ75分に及ぶ「三和音の記憶」「バニータ・マーカスのために」、さらに室内楽作品も演奏されるマラソンコンサートで、飾り気のない手法の音が痛ましい感情の重みを帯びた素材へと変容していった (original post at )
- ベルント・アロイス・ツィンマーマンの「語る時、楕円形の断片」を、クリスティアーネ・ヘルマンの演奏で。BFl/AFl/Flを持ち替えながら地底の音を唸ったり鳥のようにさえずったり変幻する。福島和夫「春讃」「冥」は長音がゆっくり波打つ中時折ずずいと動く舞楽のよう。武満徹「巡り-イサム・ノグチの追憶に-」は動いたり立ち止まったり、「ヴォイス」はより素早い動きが歪みつつ。ルカ・ロンバルディ「影絵」はBFlのタンギングやフラッターなどの豊かな表情。ベリオ「セクエンツァ I」は小鳥が低木をひらりと動き回るように中低音域を生かしながら目まぐるしく。Cadenza CAD800904 #nml (original post at )
- 谷本奈穂・飯塚理恵 編著「きれいはいまもゆれている」を読んだ。化粧から整形にいたる美容実践についての研究論集で、前半は理論パートとしてフェミニズム・ジェンダーおよびルッキズムの論点や定義の整理、後半はアンケートやインタビューに基づく具体論。前半では美的労働、感情労働などの概念や制度的・抑圧的な面とエンパワーなど肯定的面の両方向ありと、なるほどそうだよねだがやや窮屈。アンチエイジングの話はやや読み辛い。後半は男性の美容整形や韓国義務兵役における美容という切り口が興味深くコラムも具体的で面白い。いまどきの男は就活や上役面談にも身だしなみ云々はさもありなんの一方それは別の意味での規範化という感じも (original post at )
2026-01-27
- 幽かなるナーイの呼ぶ冬の夜明け (original post at )
- マーシャ・ビョーネルード/江口あとか 訳「地質学者のように考える」を読んだ。地質学と年代測定、地球の構造的変化のリズム、大気の進化、氷河時代の発見と気候変動という研究分野の歴史的展開を説明し、その前後で目の前のことだけでなく地質学的な時間で考える“タイムフルネス”を説く。重要な問題だしよく分かるのではあるが、何やら読みにくくしっくり来ない。語り口なのか訳文なのか読むタイミングが悪かったか (original post at )
- Vivaldiの支援になるというのでStartpageを検索に使ってきたが、何度もしつこくCAPTCHAを表示されうんざりして見限った:( (original post at )
- ヴォルフガング・リームの「Va協奏曲」を、フランツィスカ・ドゥール+ギュンター・ノイホルト+バーデン・シュターツカペレの演奏で。暗い森の中を手探りで歩いていくようなゆっくりしみじみした音楽で一部強奏があるものの禁欲的。「暗い遊戯」は4打と室内オケ+Pf+Hpの協奏曲らしい。これも暗く繊細。「おお、夜よ」はBar+室内オケでミケランジェロ・ブオナローティのテキストを歌うやはり静かで重心低い。「浮遊する出会い」は89年のオケ曲で静かな長音の掛け合いが続き中間部で鋭い音が出るがテンポは一貫してゆっくり。「黒と赤のダンス」はアルトーの詩による連作Tutuguriの一部でこれのみ急速かつ荒々しいが力尽きるように静まり最後刹那的に立ち上がる。珍しい曲集だが演奏は今一つ。Cadenza CAD800886 #nml (original post at )
- トイヴォ・トゥレヴの「そして私は雪に折れる枝のように君を愛した」を、マリ・タルゴ+Yxusアンサンブルの演奏で。変則調弦Vnの呪術的とでもいう独奏に徐々に他のPf四重奏が加わってくねりながら動き回る。「夜明け、ほぼ夜明け」は中央アジアの笛ナーイによる息音やハーモニクス重音が混じったやはり魔術のようなゆっくりした節回しで時折「ドゥン」という喉声の合いの手も。「ブラック・ミラー」は管弦楽に声やSaxが加わって不気味さを増す。「ファナ」はMSがイナヤート・ハーンの詩(とういがほとんどハミング)を波打つように歌い後半Vaが加わって消えていく。Navona NV6711 #nml (original post at )
2026-01-26
- 袖触れて見上げた先の樹氷かな (original post at )
- 大岡玲「日本語はひとりでは生きていけない」を読んだ。桑田佳祐の歌詞の衝撃から始まって、志賀直哉や森有礼の英仏語採用論の背景にある「日本語」の宿命を、和魂漢才とばかりに和風漢文そして平仮名から和漢混交文を生み対中国/漢語との関係で築かれてきた(=ひとりでは生きていけない)日本語が本居宣長や明治維新を経て「言文一致」の国語となる過程を、記紀から古今集仮名序や土佐日記、梁塵秘抄に平家物語、源氏物語と愚管抄といった具合に縦横無尽に辿りながら(加藤典洋の日本語論を思い出す)、村上春樹に至りついに対米/英語に切り替わったと喝破する。そしてAIによる正書法が量産されかねない時代に、再び桑田佳祐そして米津玄師らJ-POPが取り入れる日本語の遊びに可能性を見出す。いちいち納得できる同世代の日本語論 (original post at )
2026-01-25
- 凍て風の筆のはこびや万葉切 (original post at )
- 日曜美術館で「アンチ・アクション」。取り上げられたのは福島秀子、白髪富士子、多田美波、江見絹子の4人のみ。対象は絞られるが、福島の技法と中嶋泉による解説、白髪の自宅取材、多田のインタビューや帝国ホテル作品/研究所の取材、江見の水につけるという方法や荻野アンナによる語りなど、作品の周辺や背景を紹介してくれるのは番組ならでは。フェミニズムや時代的な問題意識は書籍ほど前面に出ず展覧会に沿って通奏低音的に(☞参照) (original post at )
2026-01-24
- 人混をよけ路地裏に梅探り (original post at )
- CCBT「新道路」展に行ってきた。SIDE COREによる映像で、能登半島、関越トンネル、首都高速を舞台にレトロなマークIIが走り主人公がカメラを構え途中に小さな出来事がいろいろある25分の作品《living road》。3面マルチ映像だが右側が柱にかかって90度ねじれているのが妙な感じ。その前に野外でその車、さらに撮影プランや記録を大きな地図上に展開した詳細説明の展示がある。入場の導線も(竹下通りの混雑回避もあって)複雑になっており、ちょっと珍しい空間体験 (original post at )
- NYTimesからThe Cliburn, Known for Piano Competitions, Will Hold One for Conductors ピアノ・コンペティションで知られるクライバーンが2028年から指揮者部門も設け、マリン・オールソップが審査委員長に就任する。本選ではヒューストン響が演奏し、優勝賞金は5万ドルという (original post at )
2026-01-23
- 水仙にひかりも香る墨流 (original post at )
- 三井記念美術館「熊野御幸記と藤原定家の書」に行ってきた。初公開の定家直筆がずらずら並ぶ豪華な展示で、小倉色紙「うかりける…」、墨流和歌小色紙「よしのやま…」などの色紙から古今和歌集序抜粋や古筆手鑑『たかまつ』などの断簡、さらに大嘗会巻や修復された国宝の熊野御幸記といった巻物まで。さらに後鳥羽上皇和歌懐紙があったり百人一首かるたや歌仙絵も。これは思わず図録まで買ってしまった (original post at )
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