Planet masaka
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2026-06-15
- 中川僚子「フランケンシュタイン、日本到来」を読んだ。 明治中期に「新造物者」と題し瓠瓢舎主人稿として雑誌「国の基」に連載されたメアリー・シェリーの小説の翻訳について、その訳者はいったい誰なのかを中心に探る。文体から挿絵、雑誌の成り立ちと半端な連載終了の背景までを緻密に調べることにより訳者を特定するのも見事だが、その過程で当時の日本の進歩派vs保守国粋派の綱引きが女子教育から美術界に至るまで影響していることも浮かび上がる(ただこちらの方がメインになって訳者探求の根拠としてどうかは微妙)。コラムで挿入される授業での読解も興味深い。しかしなぜlibraryをライヴラリと表記するのか謎 (original post at )
2026-06-14
- NYTimesからHockney’s Sense of Style Never Wavered 木曜日に88歳で亡くなったデイヴィッド・ホックニーは、その絵と同じく服の色使いも大胆で、センスは刺激的だった (original post at )
- 赤枠の中の芝庭に水撒く (original post at )
- ホックニー亡くなったのか。違う切り口に目を開かせてくれた。ありがとう。R.I.P.(☞参照) (original post at )
2026-06-13
- 梅雨晴の光の中を浮上する (original post at )
- 都響1045定期を芸劇で。来年から首席になるというペッカ・クーシストの指揮。オウティ・タルキアイネン「生命の激流」は“女性が本能に導かれて子を産み落とす営み”を描いたそうだがウネウネしていてこういうことなんだろうか。ハイドン45番はクーシストの弾き振りで超快速(Cbであれ弾くのはちょっと無理)だがアダージョはそれでも眠い。最後の演出はいい感じだった。後半のラウタヴァーラ交響曲第7番《光の天使》は三和音音列と讃歌の動機とカントⅣの三要素を組み合わせたというが三和音ぽい響きばかり耳についてやや単調。アマオケの委嘱曲だからなのか“先鋭的な試みに行き詰まりを感じた”結果なのか。ベースが良く鳴るつくりはよいとしてもだ。全体として演奏は悪くない。指揮者は団員とのコミュニケーションもよく好感が持てた (original post at )
- 久々にimage-annotatorの小改造で大騒ぎ(☞参照) (original post at )
2026-06-12
- 星かげに衣を脱ぐ蛇のソナタ (original post at )
- すごいゲリラ豪雨(☞参照) (original post at )
2026-06-11
- 国西美「チュルリョーニス展 内なる星図」に行ってきた。ほとんどが紙にテンペラで少々もやがかかったような一種幻想的な絵で、作曲もしたという画家ならではの《フーガ》《プレリュード》《ソナタ》といった作品がいい感じ。中でも《第3ソナタ(蛇のソナタ)》4楽章は薄青緑の吸い込まれるような世界、《第6ソナタ(星のソナタ)》は宇宙の幾何学か。《おとぎ話》シリーズもまずまず面白い。これだけで充分なのに北斎の富嶽三十六景(井内コレクション)がB2で展示されていて、なかなか良い刷りみたいだが人垣の後ろからざっと見ておしまい。これ抜きにして価格を抑えてくれればいいのに (original post at )
- 淡緑の四葩の花のプレリュード (original post at )
2026-06-10
- 千宗屋「もっと知りたい千利休と茶の湯」を読んだ。薄いムックみたいな図版多用のつくりで手軽だがポイントは押さえている(ような気がする)。利休については断片的な知識ばかりなのでこういう形でまとめて読むのはよい。茶器はあまり興味ないが楽茶碗の位置づけがちょっと分かった (original post at )
- NYTimesからHealth Risks of Alcohol Accelerate After One Drink a Day, Study Finds 火曜日に発表された(バイデン政権下で委託された)研究では1日2杯酒を飲むとアルコールに起因する早期死亡リスクが高まるとした一方、NASEMが任命した委員の研究では適度な飲酒(男声は1日2杯、女性は1杯まで)は全く飲まないより健康的との示唆を報告。業界は前者の報告に反発しているが、病気や死亡がアルコールに起因するものかどうかでも話は違ってくるので、単純にどちらが正しいとも言えない (original post at )
- 目を閉じる誰かの香りラベンダー (original post at )
2026-06-09
- 久木田水生「麦とTwitter」を読んだ。コミュニケーションと情報の理論から始まって、インターネット、人工知能、バーチャルリアリティまで、400近い文献と時に漫画や小説まで引っ張り出して否定にも肯定にも安易な中立論にも偏らずに丁寧に論じている。ただ多くは論文の見解に意見を少し添えるという感じで、よく整理はされているが特に触発されることもない、何か教科書を作りたいのかなという印象だった。最後の方、特にVRやソーシャルロボットのあたりは主張も感じられ、このあたりにコミュニケーションと技術の問題が凝縮されているという視点なんだなと (original post at )
- えごの花かざす揺りかご耳掃除 (original post at )
- 岡本啓「絶景ノート」を読んだ。3000年とかカナブンとかウブユとか青い惑星とかメコンとか。語あるいは字がちりばめられる。あまりじっくり受け止められるタイミングではなかった。特殊な蔵本はページが開きにくくて残念 (original post at )
2026-06-08
- ミヒャエル・ケンペ/森内薫 訳「ライプニッツの輝ける7日間」を読んだ。微積分法、二進法記号体系と計算機械などは一応知っていてほかにも万能だったらしいという程度の認識のライプニッツについて、7つの日の出来事を通して研究の概要と方法、交友、人となりを描くという変則的伝記。好奇心旺盛で何事にも可能性を見出しかつ調和させようという姿勢は分かるようでもあるが寂しそうにも見えそしてノマドとか弁神論といった思想ができるわけでもなく。また「~7日間」という邦題は特定の一週間に焦点をあてるような誤解を与えそう (original post at )
- 片白草まいあがれ無垢の川へ (original post at )
2026-06-07
- 軽快な手振り眩しく梅雨曇 (original post at )
- 梅雨入りだそうだ。昨日つかの間の晴れを味わっておいてよかった(☞参照) (original post at )
2026-06-06
- NewYorkerからA Stunning New LACMA Descends Upon a City in Crisis ロサンゼルス・カウンティ美術館が1965年に開館した時その建物は躍進する都市にはがっかりするものと酷評されたが、スイスの建築家ピーター・ツムトールの設計で5月にオープンした流線型の新館は、より成熟するも問題を抱えるようになったLAにおいて唯一無二の存在感を放っている (original post at )
- 紫陽花の憧れに渾身の技 (original post at )
2026-06-05
- 神の手で柏落葉を包み込む (original post at )
2026-06-04
- 並べては名付けに悩み利休梅 (original post at )
2026-06-03
- 夏嵐がバケツを蹴倒して行った (original post at )
2026-06-02
- 夏嵐にそなえてベランダのそうじ (original post at )
2026-06-01
- 週末からCodexであれこれ試したが、1ヶ月分以上の仕事が3日でできた感じ。最初の出来が見た目に反して中身があれ(今風)でも、注文をつけるとかなり的確に仕上げてくる。なかなかやるな (original post at )
- 助っ人の知恵をひねりて連理草 (original post at )
2026-05-31
- ダヴィッド・ラプジャード編/宇野邦一 訳「ジル・ドゥルーズ講義録 絵画について」を読んだ。画家が絵を描く時にまず訪れるカタストロフとその契機であるカオスをターナーやセザンヌ、クレーについて語りはじめ、フランシス・ベーコンからダイアグラムという概念を取り出し、ここから図像とか手法としてのアナロジーへと進んでそれにコードを対比させ、特にアナログのあり方として鋳型、有機的モジュール、連続的変化としての変調というところに発展し、また手の作業としてドラクロワのハッチングとかエジプトの平面などにも触れる。最後は変調としての色彩をゲーテの色彩論も参照しながら検討するが読み疲れてついていけず。ゆらゆらと問いかけながらの講義は、分からずとも力があった (original post at )
- 詰めすぎを癒やしにくる夏鶯 (original post at )
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