ハイドン交響曲第15番の概要

曲の概要

曲名
交響曲第15番 ニ長調 Hob.I-15
作曲時期
1761-06/12
楽章構成
  1. Adagio-presto-adagio
    ニ長調 3/4-4/4-3/4拍子
  2. Menuet/trio : ニ長調 3/4拍子
  3. Andante : ト長調 2/4拍子
  4. Finale, presto : ニ長調 3/8拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
ノート

1楽章はピチカートの伴奏でVnとHrが歌う穏やかなアダージオに始まり、活発な(しかし長短調が交錯する)プレストをはさんでまたアダージオに戻るという珍しい構造をもつ。さらに2楽章には通常と異なってメヌエットがおかれ、トリオではVn2部とVa+Vcが対話する。3楽章のアンダンテはどことなくユーモラスな雰囲気が漂う。終楽章は3/8のプレスト。きめ細かな伴奏による短調の中間部をはさんで、躍動的なニ長調の主部がダ・カーポする。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-41991-04/056:375:004:373:2919:43
Christopher HogwoodAAML'Oiseau-Lyre 436-593-21991-06-18/266:214:596:252:2320:08

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。