ハイドン交響曲第37番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第37番 ハ長調 Hob.I-37
作曲時期・場所
1757/58
楽章構成
  1. Presto
    ハ長調 2/4拍子
  2. Menuet/trio : ハ長調 3/4拍子
  3. Andante : ハ短調 2/4拍子
  4. Presto : ハ長調 3/8拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Tp:(2); (Timp); Str
備考
Hr2もしくはTp2+Timp
ノート

32番と同様ハ長調で2楽章にメヌエット、3楽章に緩徐楽章をおく構成で、Tp,Timpはないものの(ランドン版ではHrの代わりにTp+Timpを使ってもよいことになっている)祝祭的な雰囲気を持つことも共通している。1楽章は冒頭の16分音符と8分音符のリズムを基本に展開していく。メヌエットは付点リズムを持つ典雅なもので、トリオはハ短調となる。アンダンテは短調で始まり、長調との間を揺れ動く。終楽章は3/8拍子のプレストではあるが、リズムに工夫が施され、変化に富んでいる。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-431-21991-11-30/12-024:503:325:422:2516:29
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-92001-04/054:242:543:332:1613:07

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。