Planet masaka played list
Naxos Music Libraryで聴いてPlanet masakaにメモした最近の曲と2008年からの月別リストです。
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ベルント・アロイス・ツィンマーマン:
語る時、楕円形の断片
(クリスティアーネ・ヘルマン)
BFl/AFl/Flを持ち替えながら地底の音を唸ったり鳥のようにさえずったり変幻する。福島和夫「春讃」「冥」は長音がゆっくり波打つ中時折ずずいと動く舞楽のよう。武満徹「巡り-イサム・ノグチの追憶に-」は動いたり立ち止まったり、「ヴォイス」はより素早い動きが歪みつつ。ルカ・ロンバルディ「影絵」はBFlのタンギングやフラッターなどの豊かな表情。ベリオ「セクエンツァ I」は小鳥が低木をひらりと動き回るように中低音域を生かしながら目まぐるしく。Cadenza
CAD800904
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ヴォルフガング・リーム:
Va協奏曲
(フランツィスカ・ドゥール+ギュンター・ノイホルト+バーデン・シュターツカペレ)
暗い森の中を手探りで歩いていくようなゆっくりしみじみした音楽で一部強奏があるものの禁欲的。「暗い遊戯」は4打と室内オケ+Pf+Hpの協奏曲らしい。これも暗く繊細。「おお、夜よ」はBar+室内オケでミケランジェロ・ブオナローティのテキストを歌うやはり静かで重心低い。「浮遊する出会い」は89年のオケ曲で静かな長音の掛け合いが続き中間部で鋭い音が出るがテンポは一貫してゆっくり。「黒と赤のダンス」はアルトーの詩による連作Tutuguriの一部でこれのみ急速かつ荒々しいが力尽きるように静まり最後刹那的に立ち上がる。珍しい曲集だが演奏は今一つ。Cadenza
CAD800886
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トイヴォ・トゥレヴ:
そして私は雪に折れる枝のように君を愛した
(マリ・タルゴ+Yxusアンサンブル)
変則調弦Vnの呪術的とでもいう独奏に徐々に他のPf四重奏が加わってくねりながら動き回る。「夜明け、ほぼ夜明け」は中央アジアの笛ナーイによる息音やハーモニクス重音が混じったやはり魔術のようなゆっくりした節回しで時折「ドゥン」という喉声の合いの手も。「ブラック・ミラー」は管弦楽に声やSaxが加わって不気味さを増す。「ファナ」はMSがイナヤート・ハーンの詩(とういがほとんどハミング)を波打つように歌い後半Vaが加わって消えていく。Navona
NV6711
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フェリペ・ララ:
ソナーレ
(パーカー四重奏団)
冷たい響きの中にPizzや半音階下降フレーズや素早いグリッサンドが織り込まれつつ40分近くさまざまに姿を変えていく。「コルデ・ヴォカーレ」はさらにキリキリとした音、「トラン(スレート)」は手裏剣が飛んでくるようなSQ(+エレクトロニクス版も併録)。「アルキ・エラスティーチ」はVa+SQでさらにギリギリと厳しい音。「プリズマ」はVn+Pfが両極端の音域を駆け巡る。「ポストカード」はCl+Vnで管ハーモニクスも加え微妙な重なり合い。面白い。Kairos
0022203KAI
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