Planet masaka played list
Naxos Music Libraryで聴いてPlanet masakaにメモした最近の曲と2008年からの月別リストです。
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スティーヴ・ライヒ:
ヤコブの梯子
(シナジー・ヴォーカルズ+ニューヨーク・フィル+ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン)
旧約「創世記」28章の挿話から“天と地を結ぶ梯子を昇り降りする天使たちの動き”を描くという。16分音符のパターンが反復されながら徐々に変化する。「旅人の祈り」は「創世記」「出エジプト記」「詩篇」からのテキストを用いゆるやかなカノンが薄く瞑想的に展開していく。Nonesuch
075597896619
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レイコ・フュティング:
自由:何からの―何のための
(ロングリーシュ)
Pfトリオに声も交えLvB作品1からの半音上下する断片にグリッサンドなどが交錯。「2のための動き/瞬間」はVn+Pfでマーラー他の歌曲の断片。「パッセージ:時間(コピー)」はVnでビーバーやバッハの引用(独奏クックソン)。コラール(追い出される者は来る)はLvB/139を参照するSQで副題はエレミヤ書から。「行為:離れる‐汚れ、から」はCl+Vn+Vc+Pfでシュッツ他に基づきG音を反復強調。「花/距離」はFl、打を加えた合奏で分散音や刻みの上昇が繰り返される。「街から」はCl+SQ+Pfでヨハン・シャインの讃美歌などをもとに半音下降が執拗に繰り返されやがて溶け出す。シュールでクール。New Focus
FCR432
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リゲティ:
無伴奏チェロ・ソナタ
(ペーテル・バールショニ)
微分音というか自然倍音による音列を用いて民謡風だったり不思議な舞曲風だったりタランテラのように動き回ったりと多彩な表情の6曲。クルターグの「ロベルト・シューマンへのオマージュ」はClとPfを加えたトリオで、シューマンの2つの人格=オイゼビウスとフロレスタンを描くのだという、歪んで神秘的ともいえる6曲。あとシューマンとブラームスが収録されているがパス。Hungaroton
HCD32892
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