タイトル
ドキュメントのタイトルはTITLE要素で指定されます。TITLE要素はドキュメントのHEADの内部に記述しなければなりません。
ドキュメントにはタイトルが一つだけ存在します。これは、かなり広いコンテクストにおいて、ドキュメントの内容を表すものでなければなりません。
タイトルはドキュメントの本文の一部ではありませんが、ドキュメント全体を構成する要素の一つです。その内部にはアンカー、段落指定、ハイライト[などのタグ]を含むことはできません。タイトルは履歴リスト中でそのノードを特定したり、ウインドウ表示のときの名前としてなどに使われます。普通は、ドキュメントの本文表示には現れません。タイトルと見出し[Hnタグ]を比べて見ましょう。タイトルはできるだけ64文字以内に納めるべきです。多くのアプリケーションはタイトルをウインドウのタイトルバーやメニューで表示しますが、そこには限られたスペースしかないからです。タイトルの長さに制限はありませんが(ほかのデータから自動生成されるかもしれませんから)、情報の提供者としては、長すぎる場合は後ろを切られてしまうことを理解しておかなければなりません。
使い方の例
適切なタイトルとは、
<title>Rivest and Neuman. 1989(b)</title>
とか
<title>A Recipe for Maple Syrup Flap-Jack</title>
とか
<title>Introduction -- AFS user's Guide</title>
のようなものです。適切でないタイトルとは、その文脈においてしか意味が分からないような
<title>Introduction</title>
とか、長すぎるもの
<title>Remarks on the Quantum-Gravity effects of "Bean Pole" diversification in Mononucleosis patients in Developing Countries under Economic Conditions Prevalent during the Second half of the Twentieth Century, and Related Papers: a Summary</title>
などです。