PNGにRDFを埋め込むという話(RDF in PNG)をRoss Burtonが書いている。Dave BeckettがRDFアイコンでやっているようなメタデータ書き込みを、もっと簡単に、誰でもできるようにしようというもの。
実際のプログラムはまだ開発中らしいが、いずれPyPNGというPythonライブラリやPNG Explorerなどのツールが公開されるようだ。PNGのtEXt
チャンクにメタデータを書き込むのはpnmtopngでも可能だが、手順が面倒であまり実用的ではない。JPEGのExifやCOM0セグメント同様、PNGのメタデータももっと手軽に扱えれば、いろいろ応用も拡がるだろう。
ところでRossは the screenshot and photo galleries can have categories, titles, dates, etc.
とか書いているけれど、写真をPNGで? 無圧縮TIFFをPNGで少しだけ(1割ぐらいか)圧縮して、そこにメタデータも加えようというんだろうか。無圧縮TIFFでもExifデータは持てるわけだから、それで十分だという気もするんだが。もちろんそれとは別に、PNG一般でメタデータを簡単に扱えるようにする試みには期待。