Plinkはとうとうサービスを閉じてしまったが、ちょうど入れ替わりのようなタイミングで、先月半ばから公開されている新しいFOAFディレクトリがFoaFSpace。まだ日本語がうまく処理できなかったり、素朴な雰囲気が漂っていたりするが、すでに150万にのぼるFOAFを収録したとしており、これからが期待できそうなサービスだ。
ほかにも、smushing(複数のFOAFファイルから、foaf:mboxなどを使って同じ人物のデータを同定し、統合する)ができていなかったりして、これからという感じではある。それでも、リクエストを送ってみるとすぐに対応してくれたりするので、なかなか意欲的といえるだろう。また、一時話題になったdateOfBirthというプロパティを使って、「今日が誕生日の人」といったコーナーも用意している。Javaでfoaf:knowsの関係図を示す仕組みも、それほど目新しくはないが、これから発展すると面白そうだ。
FOAFデータの収集と公開に関する課題が浮かび上がってきている中、この可能性を追求していく試みには注目しておきたい。
関連メモ:
- Plinkから学ぶこと (2004-10-07)