このところ立て続けにドラフトが改訂されていたIETF版のAtom Syndication Formatが4月18日付のdraft-ietf-atompub-format-08をもってLast Callとされ、2~3週間のうちに最終判断を下すという段階に至った。
以前の草案で驚かされたhead要素は、3月半ばの改訂案で削除され、大きな枠組みは既存のAtom 0.3に近い形に戻った模様。昨年末に登場した草案と比べると、要素型名を含めて細部はかなり変更されているが、head要素以外は根本的な違いはなさそうだ。
今のところ世の中で提供されているAtomフィードのほとんどは0.3と呼ばれるフォーマットだと思われるが、うまくこのIETF版に移行していけるだろうか?
関連メモ:
- Atomのcategory要素とURI参照 (2005-06-27)
- Atom Syndication FormatがRFCに (2005-12-06)
- いろいろなAtom (2004-10-22)