ちょうど20年ぶりか。当時はすごい曲に挑戦する生涯のイベントぐらいに思っていたものだが、最近周囲を見ているとマーラーなんて珍しくも何ともないから恐れ入る。合唱付きの復活ができるのはカペレならではかも知れないが。

出だしは、うまくいったと思う。でかい楽器のボディがちゃんと威力を発揮したのではないか。途中からだんだんチューニングが狂って、音程を合わせるのに神経を使い、しっかり弾き込めなかったという嫌いもある。まあ最後は盛り上がって当然。カプリングのストラヴィンスキー詩篇交響曲は、変わった曲だがC線がとても効果的に使われていて楽し。

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