クリスティのレザール・フロリサンから生まれたグループで、エルヴェ・ニケの指揮する売り出し中のアンサンブル、だそうだ。勉強不足で知らなかったが、NAXOSでは結構活躍していたらしい。WAVEで新レーベル契約に合わせたプロモーションを行っていたので、パーセルの「ディドーとエネアス」のCDを買ってきた。この辺りは門外漢に等しく、あれこれ語る資格もないのだが、器楽の歯切れが良く歌も瑞々しくて、レベルの高い演奏だと思う。

パリでの演奏を見た人のレポートによれば、 前回のレーヌがパンクだとすれば、こちらはモッズだな(笑)、という感じの、スタイリッシュでナルシストな格好良さがあった。立ってる姿勢が実にしっかりしていたし。 ということだそうで、新しい演奏家もちゃんと聴かなければなと思った次第。

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