FMでマレーシア・フィルハーモニー管弦楽団演奏会(2001-11-21;オペラシティ)の様子を放送していた。キース・バークルスの指揮で、曲目はベルリオーズ:序曲「海賊」、ブルッフ:Vn協奏曲第1番(Vn:戸田弥生)、ラフマニノフ:交響曲第2番。

何となく聴いていたら、失礼ながら予想外に立派な演奏で少々びっくり。ベルリオーズでの弦楽器のアンサンブルも鮮やかなら、ラフマニノフの色彩、ダイナミックスも十分だ。4年ほど前に結成されたばかりで、国と財界の肝いりで各国の腕利きを集めてきているのだという。技術だけで内容がない云々というのは簡単だが、この水準なら、そんなけちをつけていないで、今後を楽しみに見守りたいというもの。

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