このところフォルテピアノがどうしたベートーベンのソナタがこうしたと言っていたのが高じて、20世紀の偉大なるピアニストたちシリーズを買ってしまいました。ベートーベンの演奏を語るにはシュナーベルを知らなきゃとかフィッシャーの弾き方がどうだとか言われても、聴いたことがなければ始まらない。参考に何枚か買ってみようかとCDを探していたら、WAVEでこれがセールになっていたので、どうせならと思い切った次第。全曲セット200枚が36,000円とは格安ではないか(国内盤単品で全部購入したら約30万円だ)。何枚か聴いてみたら、古い録音にもかかわらずしっかりした音だった。レファレンスとしては貴重なものになるだろう。しかし、全部聴き終えるのはいつのことやら。