Planet masaka played list 2009-11/12


  1. * Koning manuscriptは1500年ごろのネーデルランドの宗教音楽の写本だそうだ。オランダの古楽アンサンブルらしいAventure Ensembleが、珍しい中世の音楽を、行き届いた研究で丁寧に表現している。(読み方はNMLに従ったけれど、これでよいのだろうか) Challenge Classics FL72412
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  2. * 共感と称してべたべたどろどろになってしまいがちな第1楽章を音楽的な構造物として力強く描き、続く楽章もめくら滅法ではなくきちんとドライブしている(最後は少し乱れるけど)。こうであって欲しいよね。Delos DE3283
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  3. * 輸入元は「時代に先んじたピアノ曲」「初期シェーンベルクを思わせる超半音階的和声」なんていってるが、良い意味でもっと気楽に楽しめる感じ。Hungaroton HCD32612
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  4. * かっちりしていて良いとは思うのだが、他のソナタを聴いてみても、どこら辺がDr. Beethovenなのかは、まだよく分かんないな。もっともこの謳い文句は、輸入元がいうような「今やヨーロッパで呼ばれている」わけじゃなくて、50年代にジュリアード在学中に同級生からそう呼ばれていたってことらしいが。Oehms OC532
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  5. * これを聖母マリアの生涯を綴った宗教的標題音楽と捉えるよりも、調弦法によって曲をグループ分けすることで数学的、惑星和音的な解釈を施したり、舞曲の性格を前面に打ち出しているところが楽しい。ロッターのVnの魅力全開。Oehms OC514
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  6. * バロック・バイオリンのルディガー・ロッターが、ビーバーはアンサンブル・リリアルテとして、またベリオは現代音楽のスペシャリストであるアーヴィン・アルディッティと組んで演奏した意欲的な企画。「ビーバーこそ最高の現代音楽作曲家、ベリオこそ最高の古典作曲家」ということだそうだ。演奏もしっかりしている。 Oehms OC611
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  7. * 作曲者が1879年に入手したというベーゼンドルファーを用いていているそうだ。ピッチが435Hzということもあって仄暗くくすんだ音色で、余韻も短い。ユーモレスク7番のような曲が、素朴で誠実に響く。Musical Concepts ALC1044
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  8. * こちらも2003年結成と若いオーストリアの団体で、瑞々しくはつらつとした音楽を聴かせてくれる。これから期待大だ。BR Klassikで流れていていいなと思ったら、haensslerの6月新譜だった。 CD98.589
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  9. * ガット弦のピュアな音による浄夜は魅惑的だ。Dorian Sono Luminus DSL-90909
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  10. * これはすごい。ガット弦のグァダニーニ1750の音色はもちろん、自由自在のアーティキュレーション、隅々まで隙が無いのに暖かく聴き手を包む柔らかさ。見事! ONYX4040
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  11. * グァダニーニ1760を用いての演奏は、輝かしくかつ豊かな表情で素晴らしい。カプリングのソナタ(イ長調)D.574と幻想曲ハ長調D.934はウィスペルウェイ自身の編曲。 ONYX4046
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  12. * Va独奏はオーケストラの首席奏者のスーシ。ソロの音色もオーケストラの色彩感もなかなか素敵。しかし、これから発売の新譜なのに2002年の録音とはずいぶん寝かせたものだ。haessler CD93.241
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  13. * エリザベス朝時代の作曲家の鍵盤曲を、当時使われたチェンバロであるヴァージナルで弾くというCD。単弦の素朴な響きに和む。Dorian Sono Luminus DOR-90195
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  14. * ルネッサンスの室内楽作品を集めたこのアルバムも、くつろいで聴ける。Dorian Sono Luminus DOR-90262
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  15. * モーリー、バードなどエリザベス朝時代の歌曲や舞曲を集めた"Ladyes Delight"。ゆったり優雅で、心地よい音楽。Dorian Sono Luminus DOR-90252
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  16. * 丁寧な楷書体のバッハは、安心して聴ける。Celestial Harmonies 19922-2
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  17. * 侯爵お気に入りの楽器のためにハイドンは126もの三重奏曲を書いたそうだが、ここでは50番台を中心に6曲を収録している。弾いても聴いても楽しめるのびやかな曲で、演奏もなかなかしっかりしている。Dorian Sono Luminus DOR-90233
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  18. * 4種類の楽器を1と5、2と4、3、6番でそれぞれ使い分けているそうだ。深い音色と自在な表現。これはいける。しかし息づかいがすごいなぁ。 ALPHA029
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