Planet masaka played list

Naxos Music Libraryで聴いてPlanet masakaにメモした最近の曲と2008年からの月別リストです。


  1. * 荒々しくもゆったりしたCbとPfの対話。「完璧な別れを求めて」はVa+Pfで硬質ながら少し叙情もある。以下Pf独奏で「土台から」は浮遊する調性の波打ち。「ブルースの箱」はぼそぼそした独白が広がっていく。「足の下には何が」は儚い和声から強靭な打鍵へ。「贈り物…と招待」は即興的な前奏曲とジャズ風主題を崩したフーガ。さらにジョン・マクドナルド「2部の降雪」はくるくる舞う雪としっとりした地面というところか。Bridge Records BCD9564
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  2. * ClとPfが対話する急緩急の3楽章で調性は大きく逸脱するもののどこか軸が残り最後はジャズ風でもある躍動。1974年。ペンデレツキの「クラリネットとピアノのための3つの小品」も短い急緩急で音があちこちに飛び散る。56年。ワインベルクの「クラリネット・ソナタ」は物悲しくゆったりした1楽章、フォークソング風ながら愁いのある2楽章、重く悩みを抱える3楽章で45年。そしてプロコフィエフのVnソナタ第2番のCl編曲版。これが案外ぴったり来る。DUX DUX1783
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  3. * 微分音調弦のハーモニクスで揺れ動くギターにSopが芭蕉の句を少し重ねる。5曲のうち3曲で句が用いられ特に3番目は歌のみで多彩な表現。ただ何の句なのかよく分からず。「李白の歌」は音程を定めずゆらゆら上下するSopを疎なギターの和音がさまざまに変容しながら支える。「ギター四重奏曲のための8つの小品」は微分音調弦による不思議な分散和音が緩急いろいろな形で。さらにジョン・ケージ「マルセル・デュシャンのための音楽」のギター四重奏編もハーモニクスを駆使。どれもすこぶる興味深い。Kairos 0022007KAI
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  4. * 3Pf+Cel+6打でいろいろな音のうねりが連なってドラマを構築して行き最後になにやらロマンチックな断片が顔を出す。ベンヤミン・ラングの「オルブスアゥの渓谷」も同じ編成で鍵盤の低音がモゴモゴしながらいろんな音を呼び起こす。サルヴァトーレ・シャリーノの「30年のざわめき」は松の枝やら皮やら水の音を用いて春雨の印象を表現したという。石島正博の「楽園歌」はエレクトロニクスも用いながら禅のような空間。Stradivarius STR37216
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  5. * BFl+BCl+Vc+Guit+Pfにエレクトロニクスを加え、各楽器のさまざまな奏法から生み出される音素材を組み合わせて幻想的ともいうような空間を描き、最後は微分音的に滲むギターとピアノが響く4章。2005年の愛知万博で初演されたという。「ブロート」はFl+Cl+Vn+Vc+Cb+電子音で、Cl幻想曲のような1楽章と怪しげな舞曲の5楽章の間は幻想的。「ハヴァマールからの歌II」はFl+Ob+SQ+PfにMsが不思議な歌。「光」はFl+電子音。「エントロピー」はFl+Cl+Vc+Pfでちょっと偏執狂的な反復音。Dorian Sono Luminus DSL-92259
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