music & knowledge sharing
Planet masaka played list 2010-04
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ブリテン:
「神聖と世俗」ほか
(エリック・エリクソン室内合唱団)
ほかにエドルンドの「06:542つの詩」、ダニエル=ルシュールの「ソロモンの雅歌」、マーラーの「私はこの世に忘れられて」など。合唱の神様の名に恥じない、素晴らしい世界。Caprice
CAP21813
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ラモー:
コンセール用クラヴサン曲集
(マスク (Masques))
クラヴサン曲集とはいってもチェンバロはむしろ伴奏で、ソロ楽器の活躍する魅惑的な室内楽曲集。この演奏はバイオリンの音色がしっかりしていてなかなか素敵だ。ATMA Classique
ACD22624
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バッハ:
ビオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
(エッケハルト・ウェーバー+ロバート・ヒル)
ウェーバーのしっとりしたガンバの音色と、ヒルのちょっと乾いた感じのチェンバロがほどよくマッチして、なかなか素敵だ。Ars Musici
AM232272
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バッハ:
マタイ受難曲
(クイケン+ラ・プティット・バンド)
テンポもよく小編成の清冽さも生きている。これは嬉しい。Challenge Classics
CC72357
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フランチェスカ・カッチーニ:
「音楽」第1巻
(シャノン・メルセルほか)
ゆったりとした、少し寂しげな音楽は、ちょうど今ぴったりな気分。メルセルのソプラノをはじめ、演奏も上質。Analekta
AN29966
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ペルト:
スンマ、カントゥス、タブラ・ラサなど
(デュボー+ラ・ピエタほか)
例によってモノトーンの冷んやりした響きの中に、時おり見える暖かさへの希望と、抗議というには控えめに過ぎる異質なるものの混入。こんな悲しいプリペアド・ピアノは聴いたことがない。Analekta
AN28731
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テレマン、ビーバー、グラウプナー、ミランドル:
ヴィオラ・ダモーレ作品集
(エレーヌ・プラウフほか)
どれも自由自在、素敵な艶のある雅さで楽しめる。グラウプナーのトリオではクラリネットのような音色が聞こえて不思議な感じだったが、なるほどシャリュモーとは珍しい。Analekta
AN29959
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ストラヴィンスキー:
詩篇交響曲、ミサ曲他
(ヘレヴェッヘ+ロイヤル・フランダース・フィル+コレギウム・ヴォカーレ)
期待に違わぬ出来なんだけど、曲が今ひとつしっくり来ないというか、また別の機会に改めて聴こうかな。PentaTone
PTC5186349
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シュッツ:
十字架上のキリストの最後の7つの言葉
(ヒリアーほか)
美しすぎる、というのも変だが、ここまで磨き上げられるとそんな感じも。まぁしかし、見事だな。Dacapo
8.226093
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アンドリュー・スミス:
フロス・レガリス・ヴィルジナリス
(ニューヨーク・ポリフォニー)
ア・カペラ曲を集めたアルバム「Tudor City」。バード、タリス、タヴァナーといったチューダー朝の音楽の間に、1970年生まれのスミスの作品を4曲を挟んだ構成だが、見事なハーモニーに心洗われる。ちょっと響きが人工的な感じがしないでもないけど、十分美しい。Avie Records
AV2186
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リーム:
クラリネット五重奏の4つの研究
(ヴィトマン+ミンゲ四重奏団)
曲もなかなか面白いが、演奏も秀逸。Widmannはヴィードマンとか、Minguetはミンケットとか、いろいろ表記法があってややこしい。Ars Musici
AM232395
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マーラー:
交響曲第10番(ピアノ版)
(ホワイト)
クック版の第1楽章をロナルド・スティーヴンソンが、残りをクリストファー・ホワイトが編曲したということらしい。和声や構造がよく分かって面白いし、ピアノ作品としても楽しめるが、管弦楽版のような強度の刺激はないので、何かをしながら聴いていると、いつの間にか最後になってたりする。国内では月末発売らしい。Divine Art
DDA25079
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ラガッツィ、マルキテッリ、バルベッラ:
ソナタほか
(クリストフ・ティンペ+アカデミア・ペル・ムジカ)
17~18世紀イタリアの作曲家によるしっとりとした作品群。張りのある弦の響きが雅な感じでいい。Capriccio
C10875
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