music & knowledge sharing
Planet masaka played list 2010-05/07
ベートーベン :
交響曲第4番と6番
(フリエンド+ネザーランド響 )
オランダ古楽の伝統を取り込んだ、生き生きとした歯切れのよい演奏。これはなかなかいける。Challenge Classics
CC72361
(2010-07-30 )
フォンターナン :
ラ・コルテジア
(アンサンブル・フラトリー )
テレマンやモンティヴェルディの作品を集めた「ゴールデン・ヒット1228-1767」。Ensemble Flatterieはスウェーデンの4人組で、古楽を当時のヒット音楽のように演奏する。リコーダーやらリュートやらを使って、こんな乗りの音楽を作ってしまうとは。youtubeにあるPurcell. Strike The Violという演奏はもっと過激だった。面白い。dB Productions
dBCD22
(2010-07-26 )
ブラームス :
交響曲第1番(4手ピアノ版)
(クリスティアン・ケーン+ジルケ=トーラ・マティース )
ちょっと時代がかったテンポ設定があるものの、やはりピアノで聴くと、なるほどブラームスはこうしたかったのかという箇所がいろいろ。Naxos
8.554119
(2010-07-25 )
バッハ :
ロ短調ミサ
(ミンコフスキ+ルーヴル宮音楽隊ほか )
合唱を10人の独唱者に絞り込んだ引き締まった響きに、切れ味良く力に満ちたオーケストラの音が加わって、素晴らしい。naive
V5145
(2010-07-14 )
武満徹 :
「ファンタズマ/カントスⅡ」ほか
(尾高忠明+紀尾井シンフォニエッタ )
武満の世界がすごく好きというわけではないが、やはり見事な緻密さ。ファンタズマ/カントスⅡは今日降り番だった残念さも込めて。
bis-sacd-1078
(2010-07-11 )
A. スカルラッティ :
4声のソナタ第4番
(カザル四重奏曲 )
サンマルティーニの「弦楽のためのシンフォニア」ほか。これは瑞々しい。1995年に結成されたスイスのアンサンブルだそうで、先月来日してヤナーチェクなども披露したようだが、ここでは「弦楽四重奏曲の誕生」と題して、ハイドン、ボッケリーニ、モーツァルトの初期四重奏曲を取り上げている。楽器も1650年頃のヤコブス・シュタイナーのものを使用と凝っている。音楽も素敵だ。Solo Musica
SM126
(2010-07-09 )
ベートーベン :
弦楽四重奏曲第10番「ハープ」ほか
(エンゲゴール四重奏団 )
2006年結成のノルウェーのカルテットだそうだが、なかなか勢いがあって、音楽がとても積極的。元カメラータ・アカデミカのコンマスということで、ピリオド系の音づくりだが、使用楽器はモダンらしい。ほかにバルトークのSQ第3番、ヌールハイムのSQ。
2L071SACD
(2010-06-30 )
ベートーベン :
弦楽四重奏曲第4番、14番
(パイゾ四重奏団 )
「パイゾ」はギリシャ語で「私は弾く」という意味だそうだ。このデンマークの若手カルテットは、4番ではなかなか意欲的な表現を聴かせてくれて、勢いもある。14番は、まだちょっと難しいという感じかな。Classico
CLASSCD413
(2010-06-25 )
ピフル :
弦楽三重奏曲集
(アゴラ・アンサンブル )
Wenzel Pichlは初めて聞いたが、ハイドンと同時代のボヘミア出身の作曲家らしい。素朴な味わいの、演奏すると楽しそうな曲集。Agoraというアンサンブルがあるんだね。ピリオド系で、曲の感じをよく表現している。
Audite20.019
(2010-06-24 )
ベートーベン :
ピアノソナタ第28、30-32番
(ブラウティハム )
これでついに全集完結。フォルテピアノであることを、いい意味でも悪い意味でも忘れてしまうシャープな演奏。お見事。
BIS-SACD-1613
(2010-06-22 )
ハッセ :
レクイエム ハ長調
(ドンブレヒト+イル・ファンダメント )
湿っぽさやこけ脅しのない、むしろ朗らかとすら言えるレクイエム。優しい神様に祈ってるんだな。これでこそ。バロックオペラのような感じで演奏も上質。Opus 111
OP3080
(2010-06-18 )
ハイドン :
交響曲第93~104番
(ミンコフスキ+ルーヴル宮音楽隊 )
昨年の来日公演でもユニークな演奏を披露していたが、面白さは健在。94番とか103番の序奏は、全く破天荒だね。楽しめるセット。naive
V5176
(2010-06-16 )
バッハ :
ゴルトベルク変奏曲
(クウォシエヴィチ )
豊かな気持ちになるバッハだな。チェンバロの音色もキラキラした感じで素敵だし、落ち着いた中にも生命感が溢れるタッチもなかなか。
CDAccordACD081
(2010-06-14 )
バッハ :
無伴奏チェロ組曲
(ガスティネル )
しなやかで勢いもある。なかなかいい感じだ。このところレクイエム関連ばかり聴いていたこともあって、新鮮。naive
V5121
(2010-06-10 )
フォーレ :
優しい歌
(パトリック・メイソン+スピルマン )
このところ、フォーレばかり聴いている。今日はネクトゥーの評伝を読みながら。まったくもってこの転調ときたら。Bridge Records
BCD9058
(2010-05-29 )
ビクトリア :
「6声の死者のためのミサ」ほか
(ハリー・クリストファーズ+ザ・シックスティーン )
そう、初期のレクイエムは、こういう澄み切った音楽だったんだよな。これでこそ魂が安息を得られるというもの。Coro
CORSACD16033
(2010-05-22 )