music & knowledge sharing
Planet masaka played list 2011-01
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ベートーベン:
弦楽四重奏曲第16番
(ゲヴァントハウス四重奏団)
滑らかな、角の取れたベートーベン、こういうのもいいだろう。いくつか聴いた中で、今日の気分にはこれが似合う。New Classical Adventure
NCA60139-320
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シャイト、シャイン、ロイスナー、スウェーリンク、ショップ:
ガンバ室内楽作品集
(エッケハルト・ウェーバー+フライブルク・ラ・ガンバ)
まったりとした昼下がりに響く心地よい調べ。Ars Musici
AM10962
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クーナウ、ミューテル、W.F. バッハほか:
ソナタなど
(ポール・シモンズ)
チェンバロっぽいというか、何か独特の音色のクラヴィコードだな。鍵盤楽器でビブラートかけられると、やっぱり不思議な気分。Ars Musici
AM11452
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ブティエ:
レクイエム
(ニケ+コンセール・スピリチュエル)
ヴィオール/チェロ/バスとオルガンという渋い響きの伴奏の上に、精緻な5声がゆったりと流れる。楽章の間にフレマールやシャルパンティエによる器楽版が挟まれているのも効果的。Glossa
GCD921621
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モンテヴェルディ:
聖母マリアの夕べの祈り
(ロベルト・ジーニ+アンサンブル・コンチェルトほか)
これはいいなぁ。歌も器楽も、豊かな響きで素晴らしいアンサンブルなのに、微妙にくだけた親しみやすい感じなのが楽しい。Dynamic
CDS656
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ルイス・ミラン:
ファンタジア第1番
(坂本龍右)
ミラン、ダウランドからドビュッシーまでの曲を集めたリュートのアルバム。「私のリュートとの旅」というテーマで、楽器の魅力をいろんな切り口で示してくれる。芯がしっかりしているので、寄せ集めという感じでなく楽しめる。あれ、最後はこれで終わりなの?って感じだ。Musica Rediviva
MRCD013
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ダウランドとパーセル:
歌曲集
(カークビー+リンドベルイ)
素朴な旋律と簡素な伴奏なのに、なんとも素敵な「イングランドのオルフェウス」。
BIS-CD-1725
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パリー:
レイドノー嬢の組曲
(リーパー+カペラ・イストロポリターナ)
今日のFiori di Ciliegioのアンコールは、この第5曲スロー・メヌエットで、なかなか好評だった由。Naxos
8.550331
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タリス、バード:
聖歌集
(スキナー+アラミレ)
見事なハーモニーだな。とりあえずこれで心を平静にして、集中しよう。Obsidian
OBSID-CD706
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コレッリ、ロカテッリ、ムファットほか:
ソナタ集
(ギョーネ+モラルディ)
コレッリ周辺のVnと鍵盤のための作品を集めた盛り沢山なアルバム。ジョナサン・ギョーネのバロック・バイオリンが多彩な表現でなんとも魅力的。Divox
CDX-75229-2
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モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9、12番、ロンドK386
(ブラウティハム+ヴィレンズ+ケルン・アカデミー)
1795年ヴァルターのコピーのフォルテピアノは、かっちりした小気味良い響き。オケはストレートな透明感の、よく磨かれた音色。
BIS-SACD-1794
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ラインケン:
音楽の園
(スティルス・ファンタスティクス)
Vn、Gamb、通奏低音のための6つのパルティータから、1、2、4、6番を取り上げた。フリーデリケ・ホイマンはじめ名手揃いで、見事な響きが堪能できる。Accent
ACC24217
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シャイト、シャイン、シュッツほか:
宗教曲集
(ピエルロ+リチェルカール・コンソート+ラ・フェニーチェ)
Concertuum Sacrorumは宗教カンタータでいいのかな。声、ガンバ(リチェルカール)と金管(ラ・フェニーチェ)の素晴らしい融合。Ricercar
RIC254
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ファリーナ:
Vn+Gamb合奏作品集
(ガルシア=アラルコン+アンサンブル・クレマティス)
2~4声のソナタとか舞曲とか、バイオリンの表現力を駆使した面白い作品の連続。看板のカプリッチョ・ストラヴァガンテもいいが、パバーヌとかバレットあたりが特に楽しい。Ricercar
RIC285
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モーツァルト:
ピアノ・ソナタ全集
(ダニエル・ベン・ピエナール)
前向きのテンポとフレーズ感、柔らかながらクリアな発音、もうほんのひと呼吸取って指をゆっくり回すとなお良いかもしれないが、瑞々しくて好印象。Avie
AV2209
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ヒンデミット:
「さまよえるオランダ人」序曲
(BPOメンバー)
「午前7時に村の井戸端で二流楽団が初見で演奏する」という副題のこの曲は、ワーグナーの序曲の爆笑パロディ。他にも真面目曲+愉快曲を組み合わせた、楽しいコンサートのライブCD。Col legno
wwe1cd60018
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ラモー:
歌劇「ピグマリオン」、カンタータ「焦燥」
(リッチマン+ヴィダル+コンセルト・ロイヤル)
自分で作った彫像に恋するという変な筋ながら、演奏は優美で、歌も器楽も上々の出来。「焦燥」はTen+Cemb+Gmbという小編成で、親密に聴かせる。Centaur
CRC3011
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イホール・シャモー:
フツル人の水彩画
(セルゲイ・サロフ)
カルパチア山脈の自然とそこに住む人々の生活を描いた作品だそうだ。併録「春の祭典」とともに異教の祭りの要素を持つ曲だが、サロフのピアノはむしろ暖かく柔らかで、それこそ水彩画のよう。Analekta
AN29932
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モーツァルト:
中期ピアノ・ソナタ(K.300番台)
(ヴェッセリノーヴァ)
1795年頃ウィーン製(作者不詳)フォルテピアノ使用。目が覚めるような新鮮さはないが、自然で好感が持てる。トルコ行進曲の装飾音を16分音符ではなく前打音にしているのが面白い。Accent
ACC8851-52
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16~17世紀:
ヴィオール曲集
(アンドレア・デ・カルロ+アンサンブル・マレ・ノストルム)
ルイ・クープラン、デュ・コーロワ、ル・ジュヌ、ムリニエ、シャルパンティエという顔ぶれで、優美なダンスあり楽しげなファンタジーあり。ゆったりした気分で楽しめる。Ricercar
RIC284
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16~18世紀:
ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集
(スイヒコネン(gamb)+バッロ・デッラ・バッタリア)
オルティス、シンプソン、マレ、フォルクレと、どの曲も魅力的。まったりとした躍動感という言い方は変かな?Alba
ABCD301
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トムキンズ、ダウランドなど、エリザベス1世時代:
世俗音楽曲集
(トロント・コンソート)
いろんな組み合わせの、素朴で優しい調べが、新年スタートを静かに応援してくれる感じ。Marquis Records
MAR-387
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