music & knowledge sharing
Planet masaka played list 2011-02
テレマン :
隊長の音楽1738年
(ヘルマン・マックス+ダス・クライネ・コンチェルト+ライニッシェ・カントライ )
ハンブルク自警団隊長を労う祝宴の、独唱SSTTBを中心とした音楽劇のような構成。音楽は朗らかで、演奏も上質。1724年、1744年もあるらしい。CPO
777386-2
(2011-02-24 )
ベートーベン :
ピアノ協奏曲第1番&2番
(スホーンデルヴルト+クリストフォリ・アンサンブル )
まるで室内楽ね。超楽しい。これで5曲+6番の全集完結。
ALPHA155
(2011-02-23 )
ベートーベン :
ピアノ協奏曲第3番&6番
(スホーンデルヴルト+クリストフォリ・アンサンブル )
6番とはVn協奏曲からの作曲者自身による編曲ね。2管編成+弦楽器計7人という「試演時編成」の響きが絶妙で、豊かなニュアンスがまたことごとくツボにはまってる。お見事。
ALPHA122
(2011-02-22 )
デュファイ :
世俗シャンソン集
(ゲルバー+ディアボルス・イン・ムジカ )
哀愁を帯びた旋律に、歌声とフィドルの切ない音色がはまっている。伴奏の面白い音はクラヴィシテリウムか。Mille bonjoursってのはお洒落だな。
ALPHA116
(2011-02-22 )
ヴェックマン :
「4声のソナタ」ほか
(リチェルカール・コンソート+ラ・フェニーチェ )
疲れの取れない朝にはちょうどいいゆったりした音楽。CD2枚目以降は、がらりと趣を変えてヘンストラが奏するヴェックマンの鍵盤曲集。短調系が続くとやや単調な感じ。Ricercar
RIC282
(2011-02-19 )
ジョスカン :
パンジェ・リングァ
(ベーメ+ジョスカン・デ・プレ室内合唱団 )
素晴らしく美しい。清澄ながらも暖かく柔らかい。
Carus83.345
(2011-02-16 )
モーツァルト :
交響曲第40、41番(クレメンティ編)
(カバッシ+クルトーロ他 )
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ピアノの独演に他の楽器(Vn+Vc+Fl)が色を添えるという感じの編曲ではあるが、この演奏はなかなか秀逸。音色もテンポ感も楽しさに満ちている(しかしFlはほとんどおまけ)。Concerto
Concerto
(2011-02-16 )
ショスタコーヴィチ :
弦楽四重奏全集
(ダネル四重奏団 )
やや明るめのいい感じの音色で、贅肉のない引き締まった音楽に好感。しかし疲れているときにこの5枚組みはヘビーだな(2回目聴いてるけど)。Fuga Libera
FUG512
(2011-02-16 )
シャルパンティエ :
テ・デウム」「器楽のためのミサ曲
(テュベリ+レ・ザグレマン+ナムール室内合唱団ほか )
金管打も入って輝かしいテ・デウム、グレゴリオ聖歌と木管弦中心の渋い味わいのミサ、いずれも見事。テ・デウム演奏してみたいな。Ricercar
RIC245
(2011-02-13 )
ショスタコーヴィチ :
ピアノ三重奏曲第2番ほか
(スホーンデルヴルト+ムーリャ+ハリンク )
ははぁ、この第4楽章がSQ8番の第2楽章で使われているわけね。ピリオド楽器によるショスタコとの触れ込みで、1920年のベーゼンドルファーとか18世紀の弦楽器を使ってるとのこと。ロマンスなどの歌曲、24前奏曲&フーガ抜粋など、選曲、演奏ともになかなか。
ALPHA055
(2011-02-13 )
フォーレ :
舟歌
(デルフィーヌ・ルダン )
詩情あふれるタッチが、フォーレの多彩な和音をいっそう魅惑的に聴かせてくれる。舟歌、名曲だよなと再認識。
ALPHA162
(2011-02-12 )
シェーンベルク :
月に憑かれたピエロ、室内交響曲第1番(ウェーベルン編)
(エンゲレン+ジャンセン+コレクティフ・アンサンブル )
フレッシュで見通しのよい佳演。ジャンセンのシュプレヒシュティンメもいいね。今日はゆとりがなくてじっくり楽しめないが、また今度ゆっくり。Fuga Libera
FUG504
(2011-02-09 )
モーツァルト :
ピアノソナタ第10、17、18番
(ボヤン・ヴォデニチャロフ )
ヴァルターのフォルテピアノを用いて、コロコロと手のひらを転がるような軽やかな調べ。飽きの来ない味ってとこかな。Fuga Libera
FUG538
(2011-02-08 )
ゴセック :
交響曲Op.12変ホ長調、ニ長調、ハ長調
(ファン・ワース+レ・ザグレマン )
原稿用紙の升目にのびのびと書かれたという感じの、いろいろ楽しい遊びがあるけれど真っ直ぐで爽やかな音楽。演奏もニュアンスに富んで秀逸。Ricercar
RIC218
(2011-02-08 )
カルミナ・ブラーナから「賭博師 :
ミサ」
(ミレナリウム+ナムール室内合唱団+プサレンテス )
あの「ボイレンの歌」の中の妙なミサ固有文を「愚者のミサ」風に再現しつつ、グレゴリオ聖歌の通常文を挟んで対比させる。面白い。演奏も上々。Ricercar
RIC247
(2011-02-04 )
ハイドン、ウェーベルン、メンデルスゾーン :
弦楽四重奏曲
(ミンゲ四重奏団 )
不思議な組み合わせだけれど、どれも鮮やかで素晴らしい。期待に違わぬ「5つの楽章」はもちろん、「ロプコヴィッツ」を見事な構成力で聴かせてくれたのには感心した。Ars Musici
AM11272
(2011-02-02 )
マーラー :
歌曲集
(クリスティアン・エルスナー+スペンサー )
子供の魔法の角笛から抜粋した曲の間に、さすらう若人の歌と若き日の歌を挟むという趣向。丁寧な暖かみのある歌唱で、柔らかだけれども歌詞が明瞭。Ars Musici
AM11722
(2011-02-01 )
モーツァルト :
交響曲第32番
(リフキン+カペラ・コロニエンシス )
TrpとTimpを省いたかなり室内楽的でコンパクトな響き。Trpは後からの追加、Timpは自筆資料がないと校訂報告にもあるからだが、ノリントン、ホグウッド始め入れる方が一般的だろう。ピノックは省いているけれど、もっとシンフォニックにやってる。Capriccio
C10728
(2011-02-01 )