music & knowledge sharing
Planet masaka played list 2012-01
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アイヴズ:
2台のピアノのための3つの四分音小品
(ザックス+セルツァー)
別の20世紀ピアノ曲集中、この曲があまりに脱力というか印象深かったのでアイヴズ作品集で聴き直し。2ピアノの調律を1/4ずらして微分音程と。他曲も実験いろいろ。Naxos
8.559194
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バッハ:
ゴルトベルク変奏曲
(イングリット・マルソナー)
真っ直ぐで粒立ちのはっきりした、しかし(たとえば第26変奏のように)美しく流れるだけではない、かといってすごく表情豊かなわけでもない、何というか等身大のバッハ。
Gramola98846
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ファッシュ:
シンフォニア/協奏曲集
(ヨップ+フランクフルト・バロック管)
いいね、生き生きしてる。しかしシャリュモー協奏曲は楽器がクラリネット出来損ないみたいで笑ってしまう。Aeolus
AE-10017
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D.スカルラッティ:
ヴィオラ・ダモーレソナタ集
(ヴァレリオ・ロジト+アンドレア・コーエン)
Vd'Amの音色ちょっと艶っぽすぎるかなと思ったが、徐々に惹き寄せられた。チェンバロがやや地味だが、これでちょうど良いバランスなのかも。Brilliant
BC94242
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モルター:
管弦楽作品集
(マルティン・ヨップ+フランクフルト・バロック管)
18世紀ドイツの作曲家だそうだけど初めて聴いた。Trp、Vn、Ob各協奏曲とかシンフォニアとか、演奏が優れていることもあってなかなか新鮮で魅力的。Aeolus
AE-10037
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オブレヒト:
聖ドナティアヌスのミサ曲
(カペラ・プラテンシス)
伝承曲や作者不詳も含め、ルネサンス期の声楽曲集。単旋律からポリフォニーまで、素晴らしい歌唱で聴かせてくれる。Challenge Classics
fl72414
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バッハ:
ゴルトベルク変奏曲
(ランゲル)
ずっと以前、音楽がつくり出す小宇宙に入り込んで、いろいろ思いにふけっていた頃、そんなことを思い出させる音色。極めて自由な弾き方で示されるこの美しさは、遠い昔を写す鏡のよう。ランジェルとも。Dorian
DOR-90138
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ジョスカン・デ・プレ:
ファンタジアほか
(レヴォン+アンサンブル・レオネス)
声楽ではなく“言葉のない音楽”“器楽によるモテト”という興味深くまた素晴らしい演奏。ヴィエール、ヴィオラ・ダルコ、コルネット等の音色も最高。Christophorus
CHR77348
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ヒンデミット:
ドフライン教本に基づく41の練習曲
(ビーラー+サルキシャン)
シンプルながら不思議と多様で魅力ある表現。併録が無伴奏バイオリンソナタで、技術的難易度は全然違うのに、続けて聴いて違和感がないというのもまた面白い。Coviello
COV61114
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モーツァルト:
バイオリン・ソナタK.380、454、547
(デュオ・アマデ)
キャサリン・マッキントッシュとジェフリー・ゴヴィアーによる「デュオ・ソナタ集」の第5集。落ち着いた音色と的確なバランスはさすが。Chandos
CHAN0785
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バッハ:
平均律クラヴィーア曲集
(ショルンスハイム)
硬質でややアップテンポの、しかし安定感のある音づくり。1624年のリュッカース・チェンバロを用いているそうだ。Capriccio
C7115
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ヘンデル:
カンタータ全集から「クローリ、私の美しいクローリ」ほか
(ヴィターレ+コントラスト・アルモニコ)
透明感のある伸びやかな弦、ステファニー・トゥルーほかの清々しくよく響く声、どこをとっても素晴らしい。Brilliant
BC94257
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モーツァルト:
交響曲全集
(リンデン+モーツァルト・アカデミー・アムステルダム)
発売時に価格と内容両方に驚いた名演は、今聴いても新鮮。久しぶりに全交響曲を通して聴いたが、瑞々しい初期から圧倒的な後期まで、すごいね、やはり。Brilliant
BC94295
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プーランク:
ナゼールの夜会
(リンドホルム)
ちょっと幻想的な楽しさに素敵なピアノの響き。ジャズ出身の奏者だけあって自在な感じ。3つの小品、プロムナードも。Proprius
PRCD9080
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パレストリーナ:
教皇マルチェルスのミサ曲
(ヨースト+オランダ室内合唱団)
各曲の間にペルトの無伴奏合唱作品を挟んだ構成。面白い試みだけどパレストリーナの見事さが際立つという感じも。歌はたいへん上質。Globe Records
GLO5240
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ブラームス:
ピアノ四重奏曲第1番
(ミランダー四重奏団)
詰めの甘いところもあるが、瑞々しさが20代の若書き作品にマッチする。ナッシュ・アンサンブルの方が精度は高いけれど、ちょっと濃すぎる感じ。Avie
AV2203
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ムソルグスキー:
「展覧会の絵」
(ゴールドストーン)
作曲家の手稿譜を用いての演奏で、さらにキエフほか3曲は初期手稿によるおまけ付き。手稿譜といっても違いは分からないが、初期稿はなかなか面白い。ほかのピアノ小品も凝ってる。Divine Art
DDA25100
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J.C.バッハ:
ピアノ・ソナタ集Op.17
(レイチェル・ハード)
モーツァルトの先触れとなる簡明で朗らかな6つのギャラント様式ソナタを、1800年ヨハン・シャンツ製コピーのフォルテピアノで素直にエレガントに聴かせる Naxos
9.70168
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