music & knowledge sharing
Planet masaka played list 2013-08/09
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コレッリ:
トリオ・ソナタ集
(エイヴィソン・アンサンブル)
先日のガッティのはOp.1~4の抜粋だったが、こちらはOp.2と4の全曲。つややかで、いっそう緻密かな。Linn Records
CKD413
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ブリテン:
戦争レクイエム
(マクリーシュ+ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズほか)
古楽オケによる演奏は初めて聴くが、ベルリオーズの時とよく似た古楽モダン混成かもしれない。緻密でよく磨かれた表現だと思う。Signum
SIGCD340
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ヘンデル:
歌劇「セルセ」
(カーニン+アーリー・オペラ・カンパニー)
クセルクセスは英語だとSerseの方が普通らしい。清々しい響きに精密なアンサンブル、歌も高水準。たっぷり楽しめる。2012-08の録音
CHAN0797-99
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R.シュトラウス:
ツァラトゥストラはこう語った
(マッケラス+ロイヤル・フィル)
“ツァラ”で検索するとこれしか出てこないのは不思議なNML。パート譜を見ながら聴いてその猛烈ぶりに改めて畏怖する。Musical Concepts
alc1197
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コレッリ:
教会と室内のためのトリオ・ソナタ集
(エンリコ・ガッティ+アンサンブル・アウローラ)
軽やかな足取りで、なめらかで豊かな響き。このレーベルは声楽がなければとてもいい録音という。Tactus
TB650390
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ペルティ:
8声のミサ曲
(ヴァルトロ+サン・ペトロニオ・カペラ・ムジカーレ)
17世紀末~18世紀前半のボローニャの重鎮だそうだ。素直で聖堂の天窓から明るい光が差し込んでいるかのよう。シンフォニアの見事な演奏に比べて声がいま一歩かと思ったが、豪華な響きの音響にも助けられて。Bongiovanni
GB2039-2
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チャイコフスキー:
組曲第2番
(ナウェンチ=ニエショウォフスキ+ビャウィストク・フィル)
冒頭の弦楽器の音色が素直でおやっと思わされたのだけれど、音楽が進むとだんだん見通しが悪くなってしまった感じ。珍しい団体とレーベルなので記録に。
DUX0130
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バーンスタイン:
ミサ曲
(クリスチャン・ヤルヴィ+ウィーン・トーンキュンストラー管ほか)
実に多彩な要素が盛り込まれていて雄弁なのだけれど、これはもっとじっくり聴かないと分からないや。chandos
chsa5070-71
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バーンスタイン:
ファンシー・フリー
(モグレリア+ナッシュヴィル響)
これはまことにジャジーで「物質的」にもジャズ満載。Naxos
8.559280
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アレグリ:
ミゼレーレほか
(ケイヴ+マニフィカト)
さらにビクトリア、ラッソ、パレストリーナなど。完璧なア・カペラに脱帽。これはすごい合唱団らしい。Linn Records
CKD052
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ブリテン:
イリュミナシオン
(クリオ・グールド+スコティッシュ・アンサンブル)
ほかにフランク・ブリッジの主題による変奏曲とセレナードを収録。このアンサンブルはいい感じの響きだな。NMLでは初出だけれど、5年ほど前にラジオか何かで聴いて感心していたようだ。Linn Records
CKD226
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シューベルト:
交響曲第6番
(ダウスゴー+スウェーデン室内管)
1音1音が丁寧かつ正確なニュアンスで、そして全体が瑞々しい。キプロスの女王ロザムンデも美しい演奏。さすがだ。
BIS-1987
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バーンスタイン:
交響曲第2番「不安の時代」
(スラットキン+BBC響)
1~3番を通して聴いたのだけれど、今日は2番に注目。たぶんとても広い意味でジャズ的。Masqueはもちろんだけれど、何というか調性音楽から踏み出すために12音とかではなくジャズ的なものを利用しているような。結論部はちょっと留保するとして、そうだよねと頷かせるものがある。Chandos
CHAN9889
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