music & knowledge sharing
Planet masaka played list 2013-10
ベートーベン :
ピアノ・ソナタ第1番&第32番
(ロバート・タウブ )
丁寧で、何となく惹かれるものがある。際立った特徴があるわけではないのだけれど。Voxでは全集を出していたりPlaying the Beethoven Piano Sonatasという本も書いていたりする。NMLではTaubはトーブとされているが、どうだろう。Harmonia Mundi
HMU905190
(2013-10-28 )
バッハ :
無伴奏チェロ組曲
(リンデン )
柔らかい響きとまったりとした語り口というのか、厳しいというよりは暖まる感じの音楽。来日演奏と同じなら使用楽器は1703年のグランチーノ、6番のみ5弦の新作、5番はスコルダトゥーラ調弦かな。Brilliant
BC93132
(2013-10-24 )
ヘンデル :
トリオ・ソナタ集Op.2
(ブルック・ストリート・バンド )
ロンドンでヘンデルが住んでいた通りの名前をとった1995年結成の女性のみのアンサンブルだそうだ。明るく伸びやかで、真っ直ぐな印象。曲の雰囲気によく合っている。Avie
AV2282
(2013-10-22 )
ベネデット・パッラヴィチーノ :
マドリガーレ集
(タッビア+ダルトロカント )
16世紀後半のイタリア・ルネサンスということになるけれど、初めて聞いた。S2、CT、T2、B+リュートという編成で美しい響きを聴かせてくれる。語尾のビブラートがちょっと気になったが、和声は完璧に決まっている。Pan Classics
PC10280
(2013-10-21 )
モーツァルト :
ピアノ協奏曲第20、27番
(ブラウティハム+ウィレンズ+ケルン・アカデミー )
緻密に磨きこまれつつも優雅。激しさはないが甘ったるい音は1つもない。フォルテピアノのタッチも弦の音色も素敵。
BIS-2014
(2013-10-19 )
モーツァルト :
ピアノ・ソナタ全集
(スホーンデルヴルト )
タンジェント・ピアノ、フォルテピアノ、クラヴィコードを使い分けた新録音。多彩な表現をたっぷり味わえるぜいたくな全集。Accent
ACC24254
(2013-10-17 )
ビーバー :
Vnソナタ
(ロマネスカ )
バイオリンがマンゼ、テオルボ他がナイジェル・ノース、チェンバロがジョン・トールというアンサンブルによる、自由自在に躍動する名演。1~8番のソナタの他、描写的なソナタ、無伴奏パッサカリアなど。Harmonia Mundi
HMG507344.45
(2013-10-11 )
ベートーベン :
ディアベリ変奏曲
(アンドレアス・シュタイアー )
第23変奏で、トルコ軍楽隊みたいな音が入る。ヤニチャーレン(ジャニサリー)・ペダルというらしい。フォルテピアノはコンラート・グラーフだそうだ。Harmonia Mundi
HMC902091
(2013-10-08 )
マッツォッキ :
マニフィカト他
(ユングヘーネル+カントゥス・ケルン+コンチェルト・パラティーノ )
+カリッシミ、フレスコバルディ、パレストリーナらのマリア賛歌集。歌声素晴らしい。Harmonia Mundi
HMC902001
(2013-10-04 )
モーツァルト :
交響曲第38番「プラハ」第41番「ジュピター」
(ヤーコプス+フライブルク・バロック管 )
そうそう、5年前に聴いた時もびっくりしたね。自由自在というかやり過ぎというか。今でも面白い。Harmonia Mundi
HMC901958
(2013-10-03 )
ハイドン :
オラトリオ「四季」
(ヤーコプス+フライブルク・バロック管+RIAS室内合唱団 )
オケが素晴らしいのはもちろんだが、Sopのペーターゼンをはじめとする独唱が見事。最近独唱に失望することが多かったので、ますます嬉しい。合唱はちょっと埋もれている感じだが。Harmonia Mundi
HMC901829.30
(2013-10-02 )
ダウランド :
歌曲集ほか
(アンドレアス・ショル+マルティン )
ほかにキャンピオンや伝承曲も含めた「17世紀イギリスの民謡とリュート・ソング」という1枚。ショルの溶けるようなカウンター・テナーの声が絶品。喜び勇んでHM何枚か聴いたもののいまいちしっくり来なかったが、これはいい。Harmonia Mundi
HMC901603
(2013-10-01 )