music & knowledge sharing
Planet masaka played list 2014-02
シャルパンティエ :
抒情悲劇「キルケー」
(メドラム+ロンドン・バロック )
シルセとも。ほかにアンドロメダ(アンドロメード)、8声のソナタ、4声のヴィオールのためのコンセール。安心して聴ける心地よい音楽。Harmonia Mundi
HMA1901244
(2014-02-26 )
バッハ :
ブランデンブルク協奏曲
(フライブルク・バロック管 )
下手うまというかやりたい放題というか、1番のHrなんか本当にこれでいいの?という感じだが、協奏曲としての面白さがビシビシ伝わってくる。いや、もちろん上手い。Harmonia Mundi
HMC902176.77
(2014-02-25 )
C.P.E.バッハ :
マニフィカト
(ラーデマン+RIAS室内合唱団+ベルリン古楽アカデミー )
喜ばしい音楽に輝く響きの演奏で、爽やか度満点。そうか、ルカ1:46-55なんだ。Harmonia Mundi
HM2167D
(2014-02-25 )
モーツァルト :
「謎のカノン」ほか
(マット+ヨーロッパ室内合唱団 )
キリエとかアヴェ・マリアみたいな宗教ぽいのから「俺の尻をなめろ」といったふざけたのまで、気楽だけれどなかなか美しい小曲が山盛り。ときどき器楽合奏も入って多彩に楽しめる。Brilliant
BC94783
(2014-02-22 )
C.P.E.バッハ :
「専門家と愛好者のためのソナタ」集
(ベルダー )
フリーデリーツィ・モデルのクラヴィコードと、ワルター・モデルのフォルテピアノを弾き分けた。NMLではWq.55が前者、Wq.56~59、61が後者でとなっているが、実際はもっと細かく使い分けられている。CD5枚組の労作は、丁寧で端正な表現で、聴き飽きない。Brilliant
BC94486
(2014-02-21 )
モーツァルト :
ピアノ・ソナタK.331ほか
(ベズイデンホウト )
2枚組でK.281、282、309のソナタにロマンス、きらきら星変奏曲と盛りだくさん。楽器はちょっと分からないが、かなり軽やかなフォルテピアノで、残響たっぷり。丁寧で豊かな幅のある表情付けだけど、ややロマンチックな香りがするのは録音のせいもあるか。Harmonia Mundi
HMU907529.30
(2014-02-20 )
フンク :
ストラクトゥラエ・ヴィオラ・ディ・ガンビカエ
(アーレント他 )
17世紀ドイツのガンバ四重奏曲集で、ニ長調、ト短調、ト長調の組曲からなる。まったりと心地よい響き。New Focus Recordings
FCR902
(2014-02-19 )
J.C.ペツェル :
アルファベット・ソナタ
(アクロニム )
曲名がAbella、Bacchaという具合に頭文字がA-Zで最後にCiaconaになる25の弦楽ソナタ集。オプス・ムジクム・ソナタルムだそうだ。17世紀後半のドイツ。6人の奏者用みたいだが、曲は和声的で舞曲風。しかしこのぴったり合った和音と言ったら、まるで高度なア・カペラ合唱のよう。New Focus Recordings
FCR903
(2014-02-18 )
ハイドン :
ピアノ協奏曲Hob.XVIII:3
(フォーラバー )
オケも指揮者も不明、2011-06-04マウルブロン修道院でのライブとあるけれどその日はミュラーパースのリサイタルのはずだし、妙なCDだが、演奏はなかなか良い。ピリオド風のオケにちょっとロマンチックなピアノ。組合せはメンデルスゾーンのイ短調のピアノ協奏曲で珍しい曲。K and K Verlagsanstalt
KuK112
(2014-02-18 )
パーセル :
セレナード/グラウンド集
(テュベリ+アンサンブル・ラ・フェニーチェ )
やわらかな響きにほっとする。セリーヌ・シェーンをはじめ声パートも安定していて美しい。Ars Produktion
ARS38525
(2014-02-17 )
フランク・マルタン :
弦楽オーケストラのためのエチュード
(カメラータ・ベルン )
ほかにケルターボーンのOb+Str、フーバーの「アルヴァーレ・ヴァーナット」(Fl+12Str)、ホリガーの「凍った花」など、現代スイスの弦楽+αの曲集。どれも適度にモダンで、シェックの「夏の夜」とか、まさに牧歌。Musiques Suisses
MGB-CTS-M69
(2014-02-14 )
フランツ・ニクラウス・ヤコブ :
サルヴェ・レジーナほか
(ティロ・ヒルシュ+アンサンブル・アルチンボルド )
トロンバ・マリーナ(海のトランペット)という古い単弦楽器を用いた曲集そうだ。確かによく聴くとそれらしき音が時々するが、バーギン(Burgin)の挑発的な曲の後にケーニヒスペルガーの地味なオルガン協奏曲とか、選曲が不思議。Musiques Suisses
MGB-6224
(2014-02-08 )
ヨハン・シュテフェンス :
マドリガル&バレッティ集
(エッケルト+ヒムリッシェ・カントライ+ハンブルク・ラーツムジーク )
16世紀後半~17世紀のドイツの作曲家。「音楽と良き酒」といった世俗的な曲集で、旋律は憂いを帯びたものが多いが、リズムは生き生きしている。演奏が秀逸。CPO
777664-2
(2014-02-08 )
フランク・マルタン :
レクイエム
(クナール+カペラ・カントルム・コンスタンツ+コレギウム・ヴォカーレ・チューリヒほか )
調性はないのだけれど、ホモフォニックなと言うか、さまざまな和音を駆使して恐れや苦悩、あるいは平安の表現だったり。アニュス・デイのアルト独唱が特に染み入る。イン・パラディスムで旋法的に繰り返し上昇するソプラノも。Musiques Suisses
MGB-6183
(2014-02-04 )
カスパー・フォルスター :
7声のソナタ
(レ・コルネ・ノワール )
他にベルターリとかグレトルとかよく知らない作曲者が並んでいるが、ウプサラ大学グスタフ・デューベン・コレクションに収録されている17世紀の曲を取り上げたもの。編成はさまざまだがコルネットが美しく響く。W.M.フリードリヒ指揮となっているけど、正しくは半分ほどの曲で歌うバス。Raumklang
RK3101
(2014-02-03 )
ヨハン・ゴットリープ・グラウン :
トリオ・ソナタ集
(レ・レクレアシオン )
ヘンデルより少し後の、ドイツ前古典派だそうだ。ギャラント様式というのかな。すべて短調だけれど、雅で艷やか。演奏がうまくマッチしているのかも。Raumklang
RK3008
(2014-02-02 )