music & knowledge sharing
Planet masaka played list 2014-03
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ルクレール:
トリオソナタ集Op.4
(ロザソリス)
軽やかに疾走するつややかな音が心地よい。NMLは「2つのVnのためのソナタ」としているが、それはOp.3とOp.12で、例によって不正確。Musica Ficta
MF8018
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シューマン:
ピアノ協奏曲
(ヘレヴェッヘ+シュタイアー+シャンゼリゼ劇場管)
この曲をフォルテピアノで聴いたのは初めてかも。清楚なロマンティシズムとでもいうか、新鮮で素敵な味わい。コワン独奏によるチェロ協奏曲との贅沢な組合せで、こちらも素晴らしい。Harmonia Mundi
HMA1951731
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パディーリャ:
ミサ曲「われは野の花」
(ローレンス=キング+ハープ・コンソート)
ミサ曲を中心にエスカターダ、ムルシアなど南米の作曲家の曲を組合せた面白いアルバム。宗教曲というよりお祭りのような儀式のような。魅力的なリズム、素晴らしい歌声。Harmonia Mundi
HMU907293
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デュファイ:
モテット集
(メトカーフ+ブルー・ヘロン)
讃歌、シャンソンなども。クリーブランドのルネサンス声楽アンサンブルらしい。素敵なア・カペラ。曲によっては中世フィドル(vielle)や金管合奏を伴ったり。Blue Heron Renaissance Choir
BHCD1001
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モーツァルト:
レクイエム
(ジョン・バット+ダニーデン・コンソート)
ブラック校訂のペータース版で、《モーツァルト自筆の「キリエ」までと、ジュスマイヤーが断章を書き写しつつ補筆した「ディエス・イレ」以降を一緒に綴じてヴァルゼック伯爵に渡した「引渡しスコア」》を底本としたそうだ。冒頭の合唱やAlt独唱などやや不満もあるが、ランのSop、管弦楽は素晴らしい。Linn Records
CKD449
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ラヴェル:
マ・メール・ロワ
(インマゼール+アニマ・アテルナ)
ふむ、まずまずの響きかな。併録の展覧会の絵もそれなりに面白いけれど、曲が、というかこの編曲が飽きるのでちょっと。Zig-Zag
ZZT343
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ブリュメル:
ミサ曲「見よ、天地が揺れ動き」
(クリストファー・ジャクソン+モントリオール古楽スタジオ)
12声の素晴らしいア・カペラ。これは朝から良いものを聴かせてもらった。ATMA Classique
ACD22653
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ヘンデル:
バイオリン・ソナタ
(マンゼ+エガー)
全集と銘打っているが、定義は難しいかも。ここではOp.1から6曲(1-10がない)とHWV.358、359a、それに408、412も含めている。演奏は、それはそれは艷やかで美しい。Harmonia Mundi
HMU907259
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シューマン:
ツヴィッカウ交響曲
(ベールマン+ロベルト・シューマン・フィル)
マティアス・ヴェントによる校訂版だそうだ。2楽章のみでしかも中途半端に終わってしまうから、物足りないのは仕方ないか。演奏は悪くないのだが、もう少し踏み込まないとこの曲は面白くない感じ。併録のマンフレッドやジュリアス・シーザー序曲などはまずまず好演。CPO
777719-2
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テレマン:
12のファンタジー
(オリ・カム)
カムによるVa編曲で、原曲は無伴奏Vn。しっとりと落ち着いた味わいでとてもいい。調べてみたら12の幻想曲は3つあって、これはTWV 40の14-25。イ長調から始まるTWV 40:2-13はVnあるいはトラベルソ。26-37はガンバ用らしい。Berlin Classics
0300390BC
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ルーセル:
ピアノ三重奏曲
(カントロフほか)
CD3枚組の室内楽作品全集で、ほかに弦楽四重奏曲とかVnソナタとかセレナードとか。コントラバスとファゴットの二重奏曲なんてのもある。なかなかいい感じの佳作が揃っていて、これは好企画。Brilliant
BC8413
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ロペス=グラサ:
祝婚歌
(ブルノ・モンテイロ)
20世紀ポルトガルの最も多作な作曲家の一人だそうだ。民謡素材かな、無調というより素朴な調子っぱずれ感を漂わせながら、自由に音を紡いでいく無伴奏。ピアノを伴ったソナチネとか4つの小品とか、何か親近感を覚える。Naxos
9.70177
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