music & knowledge sharing
Planet masaka played list 2015-11
-
シャイト:
音楽の遊戯
(ラシェロン)
シュッツと同時代のドイツ・バロックの作曲家で、No.21のGalliard Battagliaは金管アンサンブル編曲でも知られる。 L'Achéronは2009年設立のヴィオル・コンソートだそうだが、安定した良い音色を聴かせてくれる。Ricercar
RIC360
()
-
ラモー:
歌劇「栄光の殿堂」
(ギ・ファン・ワース+レ・ザグレマン)
アポロンが栄光の女神のために建てた神殿をめぐる5幕。ヴォルテールの台本による。「ラモーのガボット」の原曲が第3幕第4場に出てくる。演奏は最初やや乱暴かなという感じもあったが、溌剌として気持ち良い。Ricercar
RIC363
()
-
バッハ:
ロ短調ミサ
(ガーディナー+イングリッシュ・バロック・ソロイスツ+モンテヴェルディ合唱団)
30年ぶりの再録音だそうだ。アルト独唱や女声合唱がビブラートかかってどうかなというところもあったが、管弦楽は素晴らしく、全体に高水準で美しい。
SDG722
()
-
スウェーリンク:
トッカータ ハ長調
(テレンス・チャールストン)
16~17世紀フランスの鍵盤音楽を、マラン・メルセンヌのHarmonie universelleに記述されているクラヴィコードを復元して演奏するという企画。結構しっかりした響きの楽器だ。チャールストンによる編曲も含め、2世紀の間の21曲がおさめられている。詳細なブックレットPDFあり。Divine Art
DDA25134
()
-
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第8、11、13番
(ブラウティハム+ウィレンズ+ケルン・アカデミー)
凛として要所に切れ味良いアクセントが来る管弦楽、マクナルティ製作のワルターモデルのフォルテピアノの粒立ち、嬉しくなる響き。もうシリーズ第9集だそうだ。
BIS-2074
()
-
ラッソ:
マグヌム・オプス・ムジクム
(ムニエ+ヴォクス・ルミニス)
2つしかない12声のモテットの一つだそうだ。この声楽アンサンブルは2012年のグラモフォン賞を受けていて、精度が高く表現も豊か。音楽的伝記と銘打ったシリーズの最終第5巻。ブックレトPDFあり。Musique en Wallonie
MEW1579
()
-
リゲティ:
バイオリン協奏曲
(ピンチャー+アンサンブル・アンテルコンタンポラン+ジャンヌ=マリー・コンケー)
不思議な生き物のように激しく動きまわったり静かに歌ったり多様な運動をしながら最後は自分の中に入り込んでいくよう。ピアノ協奏曲も多彩なリズムで面白い。チェロ協奏曲は短く音量は控えめだが密度が濃い。さらにバルトークのコントラスツ、2Pf+Percソナタと盛りだくさん。
ALPHA217
()
-
ラフマニノフ:
交響曲第3番
(ネーメ・ヤルヴィ+ロンドン響)
今更ながらいろんな演奏を聴き比べてみて、1987年と古い録音ながらこれがこの曲の魅力をうまく表現しているように思えた。少し細部がほころびたり演奏の精度は最高という訳ではないが、暖かく豊穣な響きに浸ることができる。ラフマニノフなんだから、たまにはこういうのもいいものだ。Chandos
CHAN10234X
()