music & knowledge sharing
Planet masaka played list 2016-04
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ブリテン:
無伴奏チェロ組曲
(ミュラー=ショット)
久しぶりに聴いたけど、深く多様な音楽はすばらしい傑作だなと改めて。さすがベンジャミン。演奏も立派なもので味わい深い。ブックレットの解説が詳細。Orfeo
C835111A
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バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第1巻
(クリストフ・ルセ)
堂々たる隙のない構築でぐいぐいと進んでいく。各々の音のタッチは重いというか深いというか、使っている楽器の特性かもしれないけれど、それでも前に向かう推進力が強いので、出てくるパワーがすごい。存分に味わえる2枚組。Aparte
AP120
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イザイ:
無伴奏バイオリン・ソナタ
(イヴォンヌ・スメウラース)
オランダで活躍する若手、ということでいいのかな。なかなかしっかりした音作りをしていて、いいと思う。(ちなみに名古屋国際音楽コンクールが受賞歴に入っているけれど、このコンクールは4回実施したきりで消滅したのかね)Genuin
GEN16417
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ラヴェル:
ピアノ作品全集
(アレクサンドル・タロー)
滑らかでお洒落な音楽ではなくて、ガスパールなんて難曲と格闘していることが顕なほど、硬質な音作り。いやもちろん、鏡とか水の戯れとか、美しい響きだし、優れた演奏。まぁ今日はいろいろラヴェルの気分。Harmonia Mundi
HMC901811.12
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ジェイムズ・マクミラン:
弦楽四重奏曲第3番
(エディンバラ四重奏団)
スコットランドの同時代の作曲家で、調性的ではないけれども構築的というか、音の配置は説得力がある。いろんな技法を凝らした現代曲は、良い演奏だとその狙いも(たぶん)分かるような気が。Delphian
DCD34088
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モーツァルト:
ピアノ協奏曲第22,24番
(スホーンデルヴィルト+クリストフォリ)
A.ワルター1782年モデルのコピーというフォルテピアノは倍音が多くてピアノとチェンバロを重ねて弾いているかのよう。弦はやはり各1名。透明だけれども無骨で、神々しい云々のつまらぬ作曲家像とは無縁。別にこれが正しいというわけでもないが、やはりこれでしょ。併録アリアのシモンも素敵。Accent
ACC24313
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バッハ:
ゴルトベルク変奏曲
(ピエール・アンタイ)
前にも聴いたことあったっけと思ったら、Opus111のは1992年の録音で、こちらは2003年の再録音のもの。やはり全部繰り返して、約78分とほぼおなじ演奏時間。各声部に存在感があり、隅々まで行き届いた堂々たる演奏で、チェンバロの音色も美しい。Mirare
MIR9945
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