Planet masaka played list 2023-11


  1. * ドナウエッシンゲン音楽祭で友人たちとのお楽しみ用として作られたという下手な軍楽隊の行進曲や舞踏曲のパロディのような6楽章。エルヴィン・シュルホフの「SQのための5つの小品」はワルツやタンゴの分かりやすい要素に時折不協和音をぶつける。コープランドの「ムーブメント」はやや歪な早い音楽を生暖かい前後が囲むよくわからない三部形式。J.P.ジョンソンの「チャールストン」を含めみな1923年(つまり100年前)作曲という。ベルクの「弦楽四重奏曲」は1910年作曲だけれど1923年に初めて成功したんだそうだ。Berlin Classics 885470031545
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  2. * とりとめない出来事を綴る4手Pfのグラフィティでふわっとした掴みどころがない音からパーカッシブな連打まで。間にクルターグ編曲のバッハのオルガン小曲集が挟まれるためぼんやりしているとそちらばかり聞こえてくる。併録はリゲティの4手Pf曲「行進曲」「ポリフォニック・エチュード」「3つの婚礼舞曲」「ソナチネ」「アレグロ」で民謡素材のはっきりした音。Ars Produktion ARS38356
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  3. * ユリシーズの最後にあるモリーの独白を素材にさまざまな発声とイントネーションを組み合わせまったりした舞踏のよう。「ええそうよそしてわたし」はBFlとともに。エンノ・ポッペ「ヴェスペ」はマルセル・バイヤーの詩で少し浮いては沈む筆の連続というか。ベアート・フラー「果てしない空間」はミュート付Trbを伴いルクレティウスの文を。「トロファゴス」はCbの特殊奏法とともにホメロスのオデュッセイアに登場する島民を題材にしたバレンテの詩を。ハヤ・チェルノヴィン「ホウライシダI」は息を吸う音と細い声で。NEOS Music NEOS12226
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