今日は春祭の演奏会。ステリハがいつになく早く終了して、秋空をアークヒルズの高層建築の隙間から眺めながら、昼休みゆったりという希有なプロローグもあり、なかなか良いコンディションでの本番となった。

7年間いろいろと付き合ってもらった川本貢司君はドイツのとある街で仕事を得たということで、今回が最後の指揮台。前プロのドボ8は、(ところどころ)彼に感謝と激励の気持ちを込めて弾いてみたりした。

春祭は、やはり面白かった。原始の祝祭の踊りであれ優美なワルツであれ、結局はリズムの頭が決まってこそという点は共通だから、これも一種の頭打ちの妙味といってもいいかも知れない。しかも、これといった旋律もなく、曲そのものが後打ちとの掛け合いによる音塊の構築物なのだから、ベースの立場から見れば、これぞ我らの音楽という感じでもある。

ステリハは緊張感を欠いて危なかったものの、本番はバスのエネルギーをしっかり発揮できたと思う。あ、90でHじゃなくてBを弾いたのは私です。ごめんなさい。左手の人差し指が痛いです。

※春祭のお勉強については:

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