メタ情報とセマンティック・ウェブ

This page is the table of contents of "The Intruduction to Metadata and Semantic Web". Most parts are written in Japanese, but everybody is welcome.

ウェブは人間が読むための「文書のウェブ」から、様々なデータを自在に発見して利用できる「データのウェブ」へと向かいます。セマンティック・ウェブと呼ばれる分野では、このデータのウェブを実現するために、表現のモデルや交換・共有を可能にするオントロジー、そして推論や頼性検証といった各レベルでの技術開発が進められています。メタデータを適切に与えることで、文書情報をこの「データのウェブ」に組み込むことが可能になります。

RDFグラフとリンクするデータ

リソースとメタデータの表現

語彙とオントロジー

メタデータの応用と提供

そのほか

最近の関連情報

planet masakaからセマンティック・ウェブ関連の最新メモ20件を取り出しています。過去の関連メモはRDF on Planet masakaを参照。

2025-12-27

  • サーキット2+体幹+ラン30分(266Kcal、3.94Km)。読み物はNYTimesからTurn On, Tune In … Cop Out? ‘Sixties Surreal’ Teases at the Whitney. ホイットニー美術館で1958~1972年のアメリカのスタジオアートを取り上げた展覧会は、60年代はポップアートやミニマリズムではなく古典的なシュルレアリスムへの回帰であったとの視点で150の作品を提示する (original post at )

2025-12-23

  • トリプル項はSPOをRDF文の1つの「項」として扱うためのもので、例えば変数にBINDできる。実際のグラフではほぼ:x rdf:reifies <<(:s :p :o)>>という形でしか用いられず、この糖衣構文が<<:s :p :o ~ :x>>. これが必要なのは<<:s :p :o>> :q :v.と<<:s :p :o>> :r :w.があるとき両者の主語が同一かどうかを明示するため。注釈ブロックは:s :p :o {|:u :z|}の形でSPO全体についての注釈=ほぼプロパティグラフ相当だから、このSPOがいわば注釈の主語で、これを(トリプル項として)目的語にするという考え方はない(☞参照) (original post at )
  • RDF 1.2構文はきちんとフォローしてなかったが、2024年8月に大きく変更されていて、8/1にQuoted Triple(引用トリプル)がReified Triple(具体化トリプル)になって本トリプルのあとにチルダ~を置く形やrdf:reifiesおよび1月に提案されていた<<(...)>>を導入、8/8には目的語に置くトリプルをTriple Term(トリプル項)としてセクションを独立。<<...>>だけだと具体化トリプル、<<(...)>>はトリプル項、さらに{|...|}は注釈ブロックだという。やたら複雑だが、CGと壁打ちしたところでは、RDF-starの曖昧さを整理するためだと(☞参照) (original post at )
  • RDF 1.2 Interoperability www.w3.org/TR/2025/DNOTE-rdf12-interop-2... RDF 1.2の構文が従来とあまりにも違うのでBasicとFullという2つの準拠区分を設けて前者を既存構文と互換、後者を新機能対応にするというグループノート案。単にBasicでは具体化トリプルなどの糖衣構文を使わないというだけで、明示的にパーサーに知らせるには6月草案で追加されたVERSION句を使うなど(☞参照) (original post at )

2025-11-30

2025-11-04

  • Nemo Rule Engine tools.iccl.inf.tu-dresden.de/nemo Datalog風の言語でWikidataなどのSPARQLエンドポイントにクエリを送ったり結果データを処理したりできる。2名の人物の共通の祖先をWikidataで調べるとか(背後で80ほどのクエリを発行している)圧縮したCSVのデータを使って推論したりとか。タイムアウトするような複雑な問いを分割して実行できるらしい。ML説明告知 lists.wikimedia.org/hyperkitty/list/wiki... (original post at )

2025-10-13

  • Re: Feedback on RDF Graphs: Conceptual Role and Practical Use Cases lists.w3.org...semantic-web/2025Oct/0005... RDF-star/1.2型の具体化糖衣構文(triple terms)は小さなトリプル群の注釈はできても名前付きグラフのような大規模グラフの管理はどうするというDanbriの指摘を受けてLörtschがrdf:reifiesだけではなく一旦却下されたrdfs:statesも含めて見直しが必要なのではと提起(☞参照) (original post at )
  • Re: RDF finally has its long awaited Generic Client! lists.w3.org...semantic-web/2025Oct/0002... 数学者の視点から、知識、知識表現、形式的知識表現の3層を区別し、LLMは最初の層を無視してトークンに基づいて知識表現を模倣するシステムを作ることができそれがあらゆる形式知識表現をカバーできることを想定しているが、論文MIP*=REを参照すればそれができないこと、つまりどれだけ行列の次元を高くしても無限次元空間を完全にはシミュレートできないのだと。スレッドで「空」とか曼荼羅グラフとかいろいろ議論(☞参照) (original post at )

2025-09-30

  • Protoknowledge Shapes Behaviour of LLMs in Downstream Tasks: Memorization and Generalization with Knowledge Graphs arxiv.org/abs/2505.15501 自然言語の問をSPARQLに変換して知識グラフを利用するにあたり、LLM が語彙的/階層的/位相的な「プロト知識」を内在化しているという仮説を立て、プロンプト設計の違いとあわせて評価タスクを通じて検証し、さらに知識分布に由来する意味的バイアスを明らかにした (original post at )
  • Large Language Models (LLMs) as Powerful Generic RDF Clients www.linkedin.com/pulse/large-language-mo... ブラウザのような使いやすいクライアントが無いために利用者にとって敷居が高かったRDFにとってLLMこそが求められていた汎用クライアントになる、と。例えばノートから知識グラフを生成、グラフ視覚化、APIドキュメントの自動生成など。やや大げさ過ぎるが、まぁそういう可能性は十分ある (original post at )

2025-09-24

2025-09-18

2025-08-26

2025-08-19

2025-08-08

  • YMA蔵書の著者同定をChatGPTにやらせてみたところ、4oは途中で手抜きし始めて捏造頻発になり、o4-miniに切り替えたらまぁ何とか根拠のある答えを出すように。でGPT-5が来たので試してみると、これはかなり時間をかけて考え見つけにくい資料も掘り出してきて、なかなかできる。典拠の揃っていない著者のWikidataアイテム作成を補助してと頼んだら奮闘して結構しっかりしたものになった。若干勇み足もあるものの、助手として機能するレベル(☞参照) (original post at )

2025-06-30

2025-06-23

2025-05-31

  • Which parties carry what costs of text/turtle changes, and do those outweigh which benefits for whom? github.com/w3c/rdf-star-wg/issues/141 RDF 1.2でTurtleを始め具象構文に従来のパーサーでは処理できない要素が加わって後方互換性が保てないことについて、1行目に@versionを加える、応答ヘッダのcontent-typeにversionパラメータを加えるなど議論。1月に提起され2月にはWGのテレカンでも議論 www.w3.org/2025/02/13-rdf-star-minutes.h...☞参照) (original post at )
  • Passage: Ensuring Completeness and Responsiveness of Public SPARQL Endpoints with SPARQL Continuation Queries dl.acm.org/doi/10.1145/3696410.3714757 エンドポイントからの応答が途中で切れてしまう時、部分結果だけでなく継続クエリも返す手段として、Passageを提案。Blazegraph上に実装して性能を評価した (original post at )