ドボルザーク(a.k.a.ドヴォルザーク/ドヴォルジャーク)の交響曲

ドボルザーク (Antonin Dvorak 1841-1904) の交響曲一覧です。

交響曲一覧

#調作品番号作曲時期楽章PiFlObEhClFgHrTpTbTub備考
1cB.918654: f-s-f-f(1)22(1)22423
2Bop.4/B.121865 (87改訂)4: f-s-f-f12222423
3Esop.10/B.3418733: f-s-f1221224231
4dop.13/B.4118744: f-s-f-f122224231
5Fop.76/B.5418754: f-s-sf-f2222423
6Dop.60/B.11218804: f-s-f-f(1)22224231
7dop.70/B.1411884/854: f-s-f*-f2222423
8Gop.88/B.16318894: f-s-ff-f(1)221224231
9eop.95/B.17818934: sf-s-f-f(1)22(1)224231

楽章のテンポ構造をfast, slow, menuettoで表示

Dvořák(rのうえにv記号が付く)は、カタカナでは《ドヴォジャーク》と表記するほうがチェコ語の発音に近いと言われる。

作品番号(op.)と合わせて記載しているB.178などの番号は、チェコの作曲家でドボルザーク全集の編集者でもあったブルクハウゼル(Jarmil Burghauser)による主題目録(A. Dvorak. Tematicky katalog, bibliografie, prehled zivota a dila, 1960)の番号。

ドボルザークの交響曲は、ニ長調のB.112(現第6番)が、1882年にジムロック社によって第1番として出版された。これが成功したため、ジムロックは1885年にニ短調のB.141(現第7番)を第2番として出版し、さらに10年以上前に完成していたト長調B.54(現第5番)を第3番として1887年に出版する。このとき、いろんな思惑により、第3番ト長調には第2番ニ短調(op.70)より大きなop.76という作品番号が(作曲者自身がop.24としていたにもかかわらず)付与された。このように、ジムロックによって出版された作品のop.は恣意的で問題が多い。

ちなみに、続くト長調の交響曲(現第8番)はロンドンのNovello社から第4番として出版され、「新世界より」が第5番としてジムロック社から出版されている。最初の4曲を含むドボルザーク全集が1950年代後半から編集される過程で、番号も現在の作曲順のものに改められた。

※入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。