ベートーベン(a.k.a.ベートーヴェン/ベートホーフェン)の交響曲

ベートーベン(aka.ベートーヴェン)の交響曲は、汲めども尽きぬ泉のごとく、発見に満ちています。Es gibt noch viel zu entdecken -- Norrington.

交響曲一覧

ベートーベンの初期交響曲としては、ボン時代の1791/93頃のスケッチが残るハ短調、1795/96に入念なスケッチがつくられながら未完に終わったハ長調があります。満を持しての第1交響曲は1799/1800年に書かれ、それから第8番まではコンスタントに作品が生まれています。その後10年を経て作曲された第9番は、あらゆる面から特別。

#調作品番号作曲時期楽章FlPiObClFgCfgHrTpTb備考
1Cop.211799/18004: sf-s-m-sf222222
2Dop.361801/024: sf-s-f-f222222
3Esop.5518034: f-s-f-f222232
4Bop.6018064: sf-s-f-f122222
5cop.671807/084: f-s-f-f212221223
6Fop.6818085: f-s-f-f-f21222222
7Aop.921811/124: sf-f-f-f222222
8Fop.9318124: f-f-m-f222222
9dop.1251822/244: f-ff-ss-fffsfsf212221423

楽章のテンポ構造をfast, slow, menuettoで表示

ベートーベンが第九に続く交響曲を構想していたことはいくつかの記録や証言に伺えるが、バリー・クパーがスケッチの断片をもとに第1楽章を補作し、1988年にウィン・モリス指揮ロンドンs.o.による「第10交響曲」のCDがでて話題を呼んだ。

異なる切り口でみた交響曲

交響曲の規模
演奏時間の疑似グラフ

参照文献

※入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。