Planet masaka played list

Naxos Music Libraryで聴いてPlanet masakaにメモした最近の曲と2008年からの月別リストです。


  1. * Flに息を強く吹き込んだあと吸い込んで口笛のような音を鳴らすのかな。「さようなら 風の家」はさまざまな息音、「死の太鼓」「どのようにして魔法は生み出されるのか?」はホールトーン、「遠景のオーラ」はE音を中心に長く漂う。「フェニキアのイメージ」は鋭い息混じり単音、「三美神が花開かせるヴィーナス」は口笛のよう、「ヘルメス」は強音のあとハーモニクスか。「雲に捧げられたテキストで」は奏法不明の原始的な音、「アトンの光輝く地平線」も吸気?「風が運んだ対蹠地からの手紙」は鋭く「歓喜の歌」はあぶくのように。超絶技巧というより超奏とでも。ALM Records ALCD-128-29
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  2. * 2Flが仮面の無言劇のように寄り添いあたりを伺いながらそろりと忍び足で歩みつつときどき素早く動く。「ボイス」は独奏Flが声を発したりしながらさまざまな技法で。「海へIII」はHp伴奏で、「雨の呪文」はさらにCl+Pf+Vibが加わり豊かな響き。「そして、それが風であることを知った」はFl+Hp+Vaで神秘の森。そして「エア」ではFl独奏に戻りゆったり歌う。SPMK 5905984408154
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  3. * 3章からなるVn独奏曲でPizzに始まり民族風の調べが歌われる。瞿小松の「動きのない水」はしっとりしたVn。林風の「独り言V」も艶めかしいVn。陳怡の「幸せな音」はVn+Vaで中華風、「思い出」は甘美なVa独奏。周龍の「野草」は興味深いVaだが中国語の語りが違和感。陳啟揚の「マレーの独り言」はノスタルジックなVn独奏、「どこにもいかない舟」「探して」さらにオースティン・イップの「これは全てあの怪物について」は電子楽器との組み合わせ。Albany TROY1959
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  4. * キリキリとした高音のスルポンや軋みに攻撃的なバルトークPizzが次々襲いかかる高密度な単一楽章。「同第2番」はCOVID-19から“無限の日曜日”と第され遅いテンポを中心に内向きの不安感というかぎこちない断片が並ぶ。「三重奏曲III」はPfトリオで引っ掻くような音からスルポングリッサンドに低くうねるトリルなど暗いエネルギーが躍動する。どちらもやはり単一楽章。Kairos 0022029KAI
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