Planet masaka played list
Naxos Music Libraryで聴いてPlanet masakaにメモした最近の曲と2008年からの月別リストです。
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ティム・ブレイディ:
弦楽四重奏曲第3~5番
(ウォーホル・ダーヴィッシュ)
第3番はCの伸びやかな音に始まる調性的な断片の周りに荒々しい動きや逆に民謡的な要素が絡みついていく。第4番はFから始まるゆっくりした十二音技法的な長いユニゾンのフレーズのあと少しずつ異質な音が混じりはじめやがて微分音が導入されたり一時的に激したりしながら謎めいて終わる。第5番はスケルツォ的な動きのI、不安定な歌謡のII、グリッサンドを多用する舞曲のIII、神秘的な中により朗々とした歌が現れるIV、曲頭の要素やIIIのグリッサンドがミニマル的反復と響きで畳み掛けるV。いろいろとよく効果が計算されている感じ。Leaf Music
LM293
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アルバン・ベルク:
室内協奏曲
(デニス・ラッセル・デイヴィス+ジャーマン・ウィンド・ソロイスツ)
13管の室内オケとの協奏曲で、シェーンベルク、ベルク、ウェーベルンの名前による主題から変奏曲の第1楽章がほぼPf、アダージョの第2楽章がほぼVnのみの独奏、第3楽章はいろいろ入り乱れる。ハンス・ゲオルク・プリューガーの「メタモルフォーゼン」も同じ13管+Pf+打とVn協奏曲で、うねうねと動く神経症的に並べられた音の間をヒステリックな独奏が縫う。何だこれ。Bayer Records
BR100036
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カイヤ・サーリアホ:
ピアノのための前奏曲
(トゥイヤ・ハッキラ)
歌曲集『4つの瞬間』の第1曲を基にした小品でCis-Dの反復に壊れそうな細かな装飾がほどこされていく。「アラベスクとアダージョ」はティンゲリーの彫刻に触発されたより力ある音。「デリカート」「バラード」「猿の指、ベルベットの手」もピアノ小品。「夢の中で」はプリペアドPf+Vcの前衛的技巧。「フォール」「秘密の花園II」はチェンバロを用い、前者は電子音との組み合わせで幻想のトリル、後者は呼吸音のテープが時に激しい鍵盤を包む。Ondine
ODE1469-2
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細川俊夫:
セレモニー
(マリオ・カローリ+ハーグ・レジデンティ管+準・メルクル)
Fl/AFl/Piccを持ち替えての独奏が呪術師的役割で自然/世界を表すオケとアニミズム的儀式を交わす。「二人静―海から来た少女」は能に基づき平田オリザが脚本を書いた1幕オペラで、静御前の霊が地中海に漂着した難民少女に宿るらしい(ただし前者は能謡、後者はSopで別)。演奏はいずれも上質。Naxos
8.574656
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オースティン・ウリマン:
ロスト・ワン
(ジャック四重奏団)
微分音で隣接する音がポルタメントで下降したりしながらゆっくり変化していく。「脱出権」はさらにPizzやスルポンの厳しい音も加えてより密集する。「ライヴ・ニューズ」は高音域のミニマル反復やノイズのように伸び縮みする音で3章。「レイト・エディション」は速いテンポの刻みでギリギリと攻めるがやや煩い。最後に付録としてケージの「トーテムの祖先」のSQ編曲版。Sono Luminus
SLE-70037
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ラヴェル:
ピアノ曲全集
(チョ・ソンジン)
しなやかで柔らかいタッチが音楽にマッチして心地よい。「鏡」「クープランの墓」など、こんな響きあったっけと発見するほど。協奏曲はオケがいまいちなところがあるが、ト長調と左手の両方が収められており、独奏曲と合わせたっぷり堪能できる。DG
00028948668281
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リチャード・フェスティンガー:
むかしむかし…
(カレッジ・ニュー・ミュージック)
Vn+Vc+Pfのトリオで無調ながらしっとりした情感とソナタ形式に準じる構成を持つ不思議な魅力の3楽章。「隠された春」も味のあるつくりでFl/AFl+Ob/Ehr+Vn+Vc+2Guitでマンドリンも持ち替えで入る音色が魅力的な単一楽章。「巡礼へ」はBCl+Vcで渋く重心が低いところからうねりつつ昇る。「風の歌」は木5で細かな運動を持つ短い急緩急の3章。「祈り」はOb+Cl+BCl+Fg+ASaxというリード楽器五重奏であまり音色には魅力がないが面白い動きが組み合わされる。New Focus Recordings
FCR441
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