ロジャー・ノリントンの話
ロジャー・ノリントンは、ロンドン・クラシカル・プレイヤーズとのピリオド楽器による演奏(HIP)で古典からロマン派の作品に新しい光を投げかけてきました。1998~2011年にシュトゥットガルト放送響(SWR)の首席を努め、HIPの成果を生かした新しい世界を開きました。2011年から2015年はチューリッヒ室内管(ZKO)の首席をつとめ、今も同管をはじめパリ室内管、ドイツ交響楽団などを定期的に指揮しています。
Sir Roger Norrington has led to a complete rethinking and rejuvenating of the Classical repertoir, and is now establishing new musical frontier beyond modern/period criteria. See English homepage.
(2010年来日公演のステージリハーサル)
最新トピック
最近のマイクロブログへの投稿から、ノリントン関連情報を抜粋しています。
- Proms-Atmosphäre an der Salzach: Sir Roger leitet mi...
11日のザルツブルク音楽祭、ノリントン+カメラータ・ザルツブルクの演奏会を、背景までさかのぼって詳しく評しています。プログラムはモーツァルト:イドメネオ序曲、ストラヴィンスキー:ミューズを率いるアポロ、ハイドン:交響曲104番でした (2019-08-13) - Side by Side onder leiding van Sir Roger Norrington ...
18世紀オーケストラのメンバーとロイヤル・コンセルトヘボウの学生が隣り合って弾くという混成オーケストラをノリントンが指揮してシューベルトの交響曲第7番、第8番を演奏 (2019-05-17) - Zum 85. Geburtstag des Dirigenten Roger Norrington
85歳の誕生日を迎えたノリントンがBR-KLASSIKに。インタビューを中心に1時間の構成 (2019-03-16) - Norrington Conducts Schumann, Usher Hall
2/22のRSNOとの演奏会評です。シューマンの3,4番交響曲とモーツァルトのVn協奏曲4。時代を踏まえた演奏が素晴らしく響いたと (2019-02-25) - “Remember me!” Norrington and LPO provide emotion an...
1/30に行なわれた、LPOとの「ダイドーとエネアス」演奏会評です(五つ星)。この演奏の録音は、今月いっぱいBBCのサイトで聴くことができます https://www.bbc.co.uk/programmes/m00028bb (2019-02-11) - Sir Roger’s ‘funny ideas’ give the RSNO a fresh look...
22日にエジンバラで行われるRSNOとのシューマン演奏に向けて、ノリントンのインタビュー記事です (2019-02-11) - Berlioz 150
Sir Roger Norrington on “The amazing Fantastique”ベルリオーズの没後150年を語るノリントンの記事がbachtrackに掲載されています (2019-02-11) - Schnörkellos und doch expressiv: Sir Roger Norringto...
今年のザルツブルク音楽祭でカメラータ・ザルツブルクと3回公演するノリントンの2回目(8/13)の演奏会評をバッハトラックが。ワーグナーのジークフリート牧歌、ヴェーゼンドンク歌曲、シェーンベルクの浄夜というプログラムでした。最初は8/9にモーツァルトのハ短調ミサ、3回目は8/18にハイドン、ハルトマン、バルトークというプログラムです (2018-08-15) - Klangsprungpendelnd: Norrington dirigiert Mozart und Bohuslav Martinů beim DSO
ノリントンがベルリン・ドイツ響と新たに始めたマルティヌー+モーツァルトのツィクルス第1弾、交響曲第1番+ハフナーの演奏会が5月1日に行なわれました。その演奏会評 (2018-05-08) - Inspiration - Sir Roger Norrington, in conversation ...
HJリムがカメラータ・ザルツブルクと共演した時にノリントンにいろいろ質問した興味深いインタビュー。モーツァルトKV467のアンダンテの演奏は https://www.youtube.com/watch?v=XbGu_IXaQ8Q (2018-04-30)
ノリントン+シュトゥットガルト放送響2010来日公演
公演日 | 会場 | プログラム |
---|---|---|
5月11日 | 長野県松本文化会館 大ホール | ハイドン:交響曲第1番;ブラームス:バイオリン協奏曲;ドボルザーク:交響曲第7番 |
5月12日 | 横浜みなとみらいホール | ハイドン:交響曲第1番;ブラームス:バイオリン協奏曲;ドボルザーク:交響曲第7番 |
5月13日 | サントリーホール | ハイドン:交響曲第1番;ブラームス:バイオリン協奏曲;エルガー:エニグマ変奏曲 |
2010年の来日は、もともと予定されていた中国、韓国へのツアーを延長する形で実現したので、短期間の滞在。4月下旬の定期演奏会で取り上げたブラームスとドボルザークを持ってのツアーで、Vn独奏はパク・ヘユンでした。
ロジャー・ノリントン関連記事一覧
- (ほぼ)完全ディスコグラフィ
- オリジナルインタビュー2004
- オリジナルインタビュー1999
- ノリントン2001来日公演レポート
- 「マーラー体験」レポート
- ノリントンについての私的雑記から
- ノリントン自身による演奏ノート
- LCPとの後期の録音
- インタビューと記事
- ノリントン75歳記念インタビュー@SWR (2009-03-16)
- The Web KANZAKIオリジナル:インタビュー1999およびインタビュー2004
- ノリントン70歳記念インタビュー@Financial Times (2004-03-15)
- 米New York Timesの2003年2月16日:ビブラートについて
- 英The Times紙の2001年7月17日
- 2000年ザルツブルク音楽祭でハイドンのパリ交響曲を語る
- 英Early music today誌の1996年10/11月号
- プラハの春1996のプログラム
- フィナンシャル・タイムズ(1996年1月)
- 英グラモフォン誌の1995年11月号
- 米Shuwann Opus誌の1993年夏号
- 音楽現代1991年3月号
- 米TIME誌のベルリオーズ演奏に関する記事(1988年3月)
- そのほかのトピックス
- ノリントン体験 出会い、ベートーベンからブルックナーまで
- 海外から寄せられたメールなど
- 1996年夏のプロムス音楽祭での演奏会評
- プラハの春での「我が祖国」演奏
- LPOとのベルリオーズ連続演奏
- 経歴と人となり
- 評論に見るノリントン(1990年代前半)